5月6日(水)
きのうは、子どもの日。
社民党は、「子どもの貧困ゼロへ」の提言を作り、発表をしている。
「すべての子どもに確かなスタートを!」ということで、提言を作っている。
ブレア首相のシュア・スタート(確かなスタート)政策に似ているけれど。
きのう、東京新聞に鎌田慧さんが、おじょうさんが、パリで、3人の子どもを生んでいること、フランスの子ども政策について書いていらした。
実は、わたしは、彼女に、フランスで、お世話になった。
電話をすると、たまたま偶然、帰国をしていらして、電話で、フランスの子育て事情を話をしてもらう。
子どもができると、手厚くお金が出るので、ベビーブームである。しかし、政府は、民営化路線で、教員の数を減らそうとしていて、矛盾していて、おかしいとのこと。
日本では、大人の雇用をちゃんとしなくっちゃ。
まだ、労働法制の規制緩和を言っている人がいて、あきれる。
解雇にしてもこれ以上正社員であれ、非正規雇用であれ、法制度を規制緩和をし、雇用を壊したら、子どもを生むなんて考えられなくなる。
子育ての議論の前に、社会の安定化、雇用の確保と労働条件の向上が必須である。
国会では、みんな少子化、少子化と騒いでいるけれど、これだけ子どもを生み、育てにくい状況を作ったのは、誰たちなんだと言いたくなる。
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4月15日(水)
夜、キューバ大使が、夕食会を開いてくれる。
キューバ大使とは、チェ・ゲバラの映画の話などをする。
大使は、闘士だったわけで、映画は、違うところもあるが、極めて史実に近いと言っていた。
コロンビア大使、ニカラグア大使、エクアドル大使、アルゼンチン大使、グアテマラ大使、ハイチ臨時代理大使とキューバ大使の7人の大使と夕食会。
中南米は、いまやいわゆる左翼政権が増えている。新自由主義ではなく、社会民主主義という話、日本の現状について、今後の政治について、反核についてなどの話で盛り上がる。
中南米は、非核地帯となっている。反核についての意識はとても高い。
また、日本のことを実に細かく知っている。
4月2日(木)
年金記録の問題について、社民党で、勉強会。
イレッサの薬害の問題についての集会。
また、有害な化学物質を規制をする基本法をつくろうという集会に出て、勉強をする。法案策定のために、大変ためになった。先輩の中下裕子弁護士は、ダイオキシンのことなどに、ずっーと取り組んでいらっしゃるが、有害な化学物質をどう規制をしていくかということについてのそれぞれのレクチャーは、なるほどと思うものばかりだった。
今、赤ん坊も含め、子どもたちのアトピーが、本当に増えている。
たまりたまった化学物質が、子どもたちへのアトピーになっているのではないか。
厚生労働委員会で、質問。
介護現場で働く人たちの賃金アップについて、京品ホテル、トルコ航空の客室乗務員の労働条件についてなど。保育園の直接契約の問題などについて。
そして、舛添大臣と、社会民主主義について、議論。
正直、楽しい。
全く議論がかみあわないという感じではないからである。
大臣が、社会民主主義というのであれば、そのような政策転換をすべきであり、たとえば、社会保障費2200億円カットをやめるべきであり、公立病院、公立保育園削減策は、とるべきではないと質問をする。
社会民主主義を巡る論争は、楽しいな。
3月17日(火)
予算委員会と厚生労働委員会で質問。
予算委員会は、公述人の方たちの話を聞き、質問。
湯浅誠さんと山口二郎さんなどに質問をする。
厚生労働委員会では、①地方分権推進委員会が、出した答申について質問。ハローワークを漸次縮小し、将来は、9割!減までするというもの。また、労働局のブロック化。なんてことはない。東北は、仙台だけ、九州は福岡だけに、労働局や雇用機会均等室が置かれるというものである。とんでもない。行くのに大変になるし、実際相談ができなくなる。高いお金を出して、仙台や福岡に行けないよというところである。
これだけ労働局やハローワークや均等室が、雇用悪化のなかで必要とされているときに何を考えているのだろう!
不便になるに決まっているではないか。
②障害者自立支援法の改正について。
応益負担を応能負担に変えるということは、障害者自立支援法の応益負担が間違いだったことを認めるかと迫る。また、なかみについて質問。
③政府・与党が出している労働者派遣法の改正案について。
事前面接解禁について規定をしているのは、規制緩和であり、問題であると質問。
④原爆症の認定について。
東京高裁で原告勝訴になった件につき、上告をしないようにということとぜひ大臣が原告に会ってくれるように。国は、この問題については、裁判で、14敗をしている。認定基準を見直し、高齢者の皆さんを救済をすべきではないかと質問。
1月28日(水)
総理の施政方針演説。
国民の暮らしを見ないのんきな演説に思った。
新聞などは、小泉構造改革の転換というが、わたしは、それは違うと思う。
転換などしていない。そこが問題なのである。
厳しい現実を直視して、大胆に舵を切るべきときなのにそれができないのだ。
新自由主義に決別をして、働く人を中心にした福祉社会を作るべきなのに、それができないのだ。
小泉構造改革の大きな柱であった労働法制の規制緩和や2200億円の社会保障費のカットの転換など一切やっていない。
30日以下の日雇い派遣を禁止し、常用雇用で一定の要件を満たせば、事前面接が可能というむしろ派遣法の規制緩和である派遣法の改正案を今国会に出していて、そのどこが小泉構造改革の転換なのか。
ばらまき政策ということで言えば、小泉改革とは違うかもしれないが、新自由主義という小泉構造改革のいわばあんこの部分は、全く変わっていない。
というか、変えられないのだ。
一握りの人たちのための政策しかできない。
所得税の累進課税の最高税率を10年前に戻し、フラット化した所得税の税率を変えると言って初めて、小泉構造改革の転換と言える。
理念なきばらまき政策をとっていることで、小泉構造改革の転換というなんておかしい。
46兆円しか収入がないのに、20兆円国債を発行し、86兆円の支出をするなんて。
普通の家計では考えられない。
こんなばらまきをやり、2011年には、消費税の値上げをし、2016年には、東京オリンピックをやろうとぶちあげるなんて、無駄遣いのつけは、国民の消費税か。
めちゃくちゃだと思う。
長野県は、冬期オリンピックで、財政的には、疲弊をしたと言われている。
オリンピック後、つぶれたホテルもあり、また、建設費やメンテナンス費が、県の財政を圧迫をした。
国会で、オリンピック招致の国会決議を出そうという動きがある。
しかし、一体全部でいくらかかるのかさえ明らかにされていない。
都がかぶれない分は、国が面倒をみるなんて本当におかしい。
税金の無駄使い。
そんなことに税金を使うより、そして、招致のために、莫大なお金を使うより、国民や都民の福祉や教育に使うべきである。
東京都がやろうとしている築地の移転と東京オリンピック招致はおかしい!
8月26日(火)
連合の「今こそ政策と政治の転換を!」の日比谷野音で開かれた集会に参加する。
昼間、議員会館で開かれた集会にも参加をしたが、各地の実情の話は、今の生活や地方の実情を伝える悲痛なものだった。
次の衆議院選挙は、政策転換選挙。
政策の転換のために、社民党は、がんばると挨拶。



8月23日(土)
今日と明日は、社民党の政策セミナー。
国会議員と秘書が集まって、5つのテーマで、勉強会。
今日は、東京外大の伊勢崎賢治さんに、平和構築の話を、連合の龍井葉二さんに、非正規労働者の話を、そして、慶応大学の権丈善さんに、医療を中心にした社会保障制度の考え方、財政についての話をしていただいた。
それぞれ示唆に富む役立つ面白い話であった。
明日は、立命館大学の三木義一さんに、税金問題について、ジャーナリストの大江正章さんに、地域再生に食・農・環境の力を活かすを話してもらう予定。
社民党の政策、地方・医療・雇用・農業・環境・税などについて、深く考えることができる。
一日中勉強。
終わった後、みんなでごはんを食べる。
職員や秘書の人たちとも話をする。
国会会期中は、2日間、かんづめで勉強なんてなかなかできない。
少しずつ涼しくなっている。
藤沢市の高橋市会議員は、地元の山田恵理さんが、女子ソフトの主将で、活躍したので、興奮をしているだろう。
おめでとう!
7月9日(水)
洞爺湖サミットが終わった。
2050年までに、CO2を半減するよう世界で共有するよう提言するということに、がっくりした。
2050年。
そんな先まで待てないよ。
地球温暖化は、もう待ったなしの状況である。
わたしたちの子どもたちの世代の話ではなく、今の待ったなしの問題なのに。
中長期の目標の設定がなぜできないのか。
今までの地球温暖化に最も責任のあるG8で中長期の目標を出し、それを中国、インド、ブラジルなどの中興国にも求めていくしかないではないか。
議長国の日本すらも中長期目標を打ち出していない。
福田ビジョンでは、2050年にCO2を削減としか言っていない。
福田内閣が、中長期の達成目標を打ち出すことができないのは、アメリカと日本の財界に気兼ねをし、遠慮し、配慮したからとしか考えられないと思う。
議長国なのに残念だ。
もっともっと日本は、アピールできるはずなのに。
気候変動と世界の貧困・食糧危機がつながっている。
だからこそ、今すぐ実効性のあるとで、具体的に取り組むべきなのだ。
自然エネルギーの促進についても達成目標を掲げていない。
EUも中国も打ち出しているのに。
日本がこれまで、消極的であり、その延長線上で、議長国になっているので、積極的な、具体的な、実効性のある提言になっていない。
実に残念だ。
もっともっと違う展開もできたはずた。
そして、もうG8という枠組み自体限界なのではないか。
市民こそ、この社会を変えていく主体である。
7月7日(月)
今日は、七夕。
サミットが始まるが、地球温暖化防止が待ったなしであるとの切迫感が、そして、気候変動がアメリカをはじめとする国の責任であることが、全く伝わってこない。
ブッシュ大統領をはじめ国内政治をどう変えるかが問われているのに、政治的情熱が伝わってこない。
こんな政治を変えていくのも市民の役割。
がんばらなくっちゃ!
明日は、パーティーなので、忙しくなっている。