5月24日(土)
北海道・幌延にある、独立行政法人「日本原子力研究開発機構」の「幌延深地層研究センター」に、全国の社民党の女性自治体議員・党員・支持者・北海道の仲間の皆さんと一緒に視察に行ってきました。
センターに行く前に、幌延現地で、また周辺地域で建設反対や監視活動をしてきた方々のお話を伺いました。

幌延新地層研究センター副所長より、地層処分計画について説明を受けました。

北海道現地はもとより、福島や島根の原発立地地域、全国からの参加者の皆さんが説明を聞きました。
いよいよ洋服を着替えて地下に行きます。

140メートルと250メートルの調査坑道で説明を受け、自分でもiPadで撮影しました。


地元北海道や原発立地地域などの全国から集まった女性たちと調査坑道から出て集合写真を撮影しました。
2000年に日本原子力研究開発機構と北海道・幌延町との三者で「研究施設であって、放射生廃棄物は持ち込みません」と協定を結んでいます。

「深地層研究センター」に併設された「ゆめ地層館」で、最終処分の方法について質問をしました。

旭川市内で、記者会見。
お隣は、山内惠子元衆議院議員です。

福島みずほ参議院議員は次のように指摘しました。
オンカロのような「10万年後まで管理する」という哲学とは全く異なり、幌延深地層センターは「いずれ自然に還る」という方針で、安全性に多いに不安がある。
幌延は最終処分場の一つになる可能性があると感じた。
機構と北海道庁と幌延町の三者の協定は改訂される可能性があるのではないか。
北海道の各地を処分場にさせないために、国会で質問し行政交渉をし、現地北海道の方々と連帯したい。
大飯原発の運転差し止め判決が出たが、安倍内閣は再稼動するに当たり、最終処分場を性急に決める可能性が高いと感じる。
日本学術会議が指摘しているように地層処分の技術が確立していない段階では目に見える地上で、原発の立地地域で管理するしかないのではないか。
もちろん、放射性廃棄物を増やすような原発の再稼動はさせない。
今後、岐阜の瑞浪の研究施設にも行きたいと考えている。