2006 / 09 / 22 ( Fri )
免疫学の医者であり、脳梗塞に倒れ、右半身麻痺の後遺症で構音障害などを持つようになった多田富雄さんの自宅へ話を聞きに行く。


診療報酬の改定で、医療機関でのリハビリテーションが「最長180日」に制限されて半年になる。
ちょうど9月27日に、長期間の回復訓練が必要とされる脳血管疾患の患者のリハビリが原則的に打ち切られるのである。多田さん自身も構音障害のリハビリを打ちきりになる。
これはひどい話で、みんな4月1日からリセットで、みんな一律に180日限りとなったのである。
リハビリ一日目の人も何年も続けている人もみんな一律に4月1日にリセットして、これまた一律に180日だけ認めるというのはあまりにもあまりにも乱暴な話である。


リハビリを受けられなくなったら、症状が悪化する人が多数出てくるだろうし、生きる希望もなくなるのではないか。
実際、リハビリを受ける人が少なくなってリハビリの機能を縮小したり、なくしたりする病院も出てきている。
高齢化社会のなかで、リハビリは必要なのに。
必要な医療であり、人間の尊厳に関することだという意識があまりにもない。
多田さんたちは、44万人の署名を集めたが、厚生労働省は態度を変えていないのである。


障害者の人や高齢者にはあまりお金を使いたくないといわんばかりでないか。
「死ね」というのかとみんな怒っている。


難病の人たちの切り捨てのこともそうだが、どんどん切り捨て政策が進んでいる。


みんな高齢者になるし、誰だって難病にかかったり、たとえば脳梗塞になってリハビリが必要になる可能性はあるのだ。家族がそうなることだつてあるだろう。
誰だってなるのに、あるいは誰だってなる可能性があるのに、ひどい話だ。


多田さんはエッセイや文章が素晴らしく、名文家である。また、広島や長崎のことについて、新作の能を作ったりされている。


いただいた鶴見和子さんとの往復書簡を集めた「邂逅」(藤原書店)という本を読み始める。
味読というように味わって読みたくなる2人とも素晴らしい文章である。


リハビリの打ち切りの問題については取り組み改善しなくっちゃ。

その後、社民党の神奈川県連合へ。
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