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福島みずほのどきどき日記

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「フラガール」の映画を見る。とっても良くできた映画。今年度ナンバーワンの一つではないかというくらいうまできている。
会社が、常磐ハワイアンセンターを炭鉱の縮小の代替措置として考える。地元の若い女性たちが悪戦苦闘して、プロのダンサー
になっていく。朝日新聞の人脈記で「ハワイの風」のなかでも紹介されていた。炭鉱の縮小や地域の問題、長年炭鉱で働いてきた
人間の気持ち、切なさ、代わりの産業の難しさ、しかし、そのなかでのみんなの心意気、貧しいなかでの苦労や娘を思う気持ち、
知らない土地にやってきた先生であるダンサーの気持ち、へったくそだったのが最後はうまくなっていくことなどなど。
わたしは宮崎出身なので、身につまされることが一杯あった。30年以上炭鉱で働いていた人が、紙切れ一枚で辞めなくてはならない。主人公の君子さんの友達の小百合さんは、一緒にハワイアンのダンサーになろうとしてがんばっていたけれど、職を失ったおとうさん
と4人の小さな弟、妹たちと小さなボロボロのトラックで、夕張炭鉱に向かう。引っ越してしまう。今、北海道夕張市は、財政破綻
してしまっている。おとうさんは夕張炭鉱に行ったけれど、その後どうなっただろうと思ってしまった。
東京からプロのダンサーを呼ぶのではなく、炭鉱の娘たちをダンサーにしようという地元振興策であり、ある種の失業対策事業と
してのハワイアンセンターなのである。

反対の強いなかで、なんとかやりとげようと女の子たちは努力する。そのドタバタと根性に涙が出た。主人公の2人の女の子もいいけれど、松雪泰子さんもいい。そして、脇役の豊川悦司さんや富司純子さん、岸部一徳さんが、
とってもいい。スターの豊川さんが、いわき弁をしゃべるぼくとつで無骨な炭鉱夫のおにいちゃんを演じ、富司さんが、これまた
炭鉱で真っ黒になって働いてきたおかあちゃんを演じているのだが、全く自然でうまいし、人間を演じている。わたしなんかは
「これほどのスターが!」と感動した。
イギリスで、サッチャーリズムのなか、やはり炭鉱が閉山となり、子どもを養うために、どうしようもなくてそれこそ裸一貫で男性
ストリッパーをめざす男性たちのドタバタを社会問題のなかで描いたイギリスの映画があったが、その映画のことも思い出した。
昭和40年の映画で、貧しい風景が広がるが、みんなくじけてはいないのだ。
東京の昭和33年を描いた「ALLWAYS 3丁目の夕日」も良かったが、この映画は、昭和40年代の不況に苦しむ地方を描いた
秀作。三池三宅闘争のことも、そして、土門拳の「筑豊の子どもたち」の写真集も思い出した。


WinWinというNGOの集まりに出席する。

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