fc2ブログ
 

福島みずほのどきどき日記

過労死をなくすためにー龍基金発足会に参加してー

2月10日(土)  

 ある外食産業の店長(一人の店長で何店かをみなくてはならない)を勤める中島さんが、40代で脳梗塞で亡くなった後、妻は夫のパジャマを抱きしめて泣いていた。
 その後、亡くなる直前に夫が「このままでは会社に殺される」とつぶやいていたことから、そして、夫の働き方から、労災認定をとった。中島さんは、何と亡くなる前の月など月180時間残業で働いていて、月平均でも130時間残業をしていた。月に180時間の残業なんて月16時間労働くらいになるだろうか。一日は24時間なのに、一日のほとんどの時間を会社のためにささげていることになる。好きで働いているのではない。それくらい働かないとまわらないようになっていて、個人のレベルでものすごい無理をするのである。わたしは、びっくりした。
 妻の中島晴香さんが、わたしの事務所に来られて、補償金のお金で、龍基金を作って、労災に取り組む人たちを表彰し、応援をしたいということでした。
 佐高信さんをはじめ多くの人たちが審査員となっている。わたしは、喜んで一も二もなく引き受けました。
 何千万円も人々と過労死をなくすために使おうなんて簡単にできることではない。
 166通常国会は労働国会になるけれども、国会で雇用の面でがんばろうということを強く思った。そして、この龍基金が大きく広がって、過労死を無くしていく大きく力に広がっていきますように。
 みなさんの知恵や情報も下さい。

スポンサーサイト



PageTop