福島みずほのどきどき日記

3月29日(木)
今日はバタバタしていた日であった。バタバタしていない日があるのか、と思うが。

まず、厚生労働委員会での午前中の質疑が大問題の結果、午前中はできなくなった。これは午前中の雇用保険法の改悪法案が質疑されることになっていたが、28日(水)つまり昨日の夜、参議院の厚生労働委員会のほとんどのメンバーに対して、厚生労働省から資料が各部屋に配られたが、それは「3月29日」付けのものであり、しかも、まだ雇用保険法改悪法案審議中であるにもかかわらず、「本日可決、成立したところである」としているのである。厚生労働委員会で可決、参議院本会議で可決となっている。
これはひどくて、与野党問わずあっけにとられ、怒りとなった。
行政が国会のことを「消化試合」と考え、シナリオを書き、結末を決め、事前に配ってしまったのである。国会は「採択する機械」ではないぞ。「国会無視」である。事前に配布するなんて気が抜けているというか、何というか。前代未聞の話しである。

次にうれしかったこと。
厚生労働委員会の中で、ハンセン病補償法による補償金の対象施設に「南洋群島」の入所者がなぜ入らないのかという点を質問してきた。そしてこの度、厚生労働省が4月上旬予定で、告示の中に「南洋群島」の四つの施設を指定することを決定したので、大変喜んだ。調査を含めて、厚生労働省で努力してくれた皆さんに感謝する。補償がスムーズに進んでいくように、見守りたい。
質問をしたり、取り組むことで改善されることがあると、それは嬉しい。NGOの応援してくれたみなさんもありがとう。

ところで今日、厚生労働委員会で、厚生省の靖国神社への合祀について、国が関与、関知し続けてきたことについて質問をした。このことについては、厚生省は国会の中で「関知していない」とウソをつき続けてきたのである。
今日も質問で、「1966年(昭和41年)厚生省が蔡神名票を靖国神社に提供した以降、厚生省は合祀に関知していないということでよろしいですね」と質問をした。
厚労省の審議官は「関知していない」とはっきり回答。しかしこれはウソである。
国立国会図書館刊行の分厚い資料集が出た。
「新編靖国神社問題資料集」である。これは分厚い労作であり、国会図書館の労に心から敬意を表したい。

1969年1月に厚生省側と靖国神社側が話し合い、A級戦犯12人について「合祀可」と再確認書でしている。会議を開いてはっきりA級戦犯を「合祀可」と再確認をし、書類に残っているのである。

BC級戦犯の合祀については、むしろ国が提案し、神社側に提案すらしていることが1958年4月9日の「合祀基準に関する打合せ会」の記録で明らかになっている。これは憲法が規定する政教分離に明確に反するものである。しかも厚労省が関知を否定し続け、今日も冒頭そう答弁したことは大問題である。
国の責任は重大である。
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