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福島みずほのどきどき日記

3月3日(土)
 宮城県へ。
 昨日、宮城県の社民党の本部に右翼の人がやってきて、「明日、社民党の福島党首の街頭演説をすることをやめろ。」と言って刃物を突きつけ、脅したのである。
 そして、その人は逮捕された。
 今日、宮城県に来て、その場にいた社民党の人にそのときの状況を聞いた。
 ドスを抜いて、かまえていたので、恐かったと言う話を聞いた。怪我をする人がいなくて本当に良かった。
 街頭演説をするなと刃物で脅すなんて本当にひどい話である。
 衆議院議員の菅野哲雄さんの地元の気仙沼市で,県会議員予定候補者の村上すすむさんと一緒に講演会。
 その後、仙台市で、県会議員と市議会議員の予定候補者の人たちと街頭演説。
 戦争反対、憲法9条を変えないようにと発言をすることが、なぜ「非国民」になるのか。わたしは、愛国者である。なぜ米軍基地をグアムに作り、米軍の人たちのための住宅などを作るために、600億ドル、日本円にして、7200億円も使うのか?なぜ福祉のための予算を削りながら、そのような税金の使い方をするのか?
 右翼の人たちだって、共謀罪や格差拡大社会がいいとは思わないだろう。
 わたしは、右とか左とか、保守とか革新とか、何党支持ということを問わず、すべての人に語りかけたい。
 
 今アメリカでイラク戦争反対、イラク戦争を早期に終わらせるべきだという動きが強まっている。イラクへの米軍の増派について、アメリカの下院では、反対決議が通った。共和党の議員からも増派反対の人たちが出た。
 これは、イラクでアメリカの若者たちが亡くなっていくことについて、多くの人たちが心を痛め、若者がイラクで亡くなることが、本当に必要なことなのかという思いが広がっているからだ。これは、右とか左とかで区分けされる話ではない。
 それにしても仙台で街頭演説をして、やっぱり嬉しかった。格別の思いがあった。平和だからこそ演説ができると思った。民主主義や表現の自由があればこそとも思った。
 そして、加藤紘一さん宅が放火をされたが、今回の刃物のケースにしても明確な政治活動、表現の自由に対する侵害である。わたしは、安倍総理が、5年以内に日本国憲法を変えると言い、国民投票法案を成立させようとしている今の政治の動きと今回の刃物を突きつけて、街頭演説をするなということはつながっていると思う。戦争反対、憲法9条を変えるべきではないという主張をさせたくない、させるなという方向に動いているのではないか。しかも、暴力を使って。
 暴力・武力によって、表現の自由などを圧殺していく社会にしないために、明るく、全力で、多くの人とがんばっていく。


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