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福島みずほのどきどき日記

高校歴史教科書検定意見の撤回と記述の復活を求める要請

文部科学大臣に申入れ


申し入れ内容は以下です。
2007年10月3日
文部科学大臣 渡海紀三朗殿
高校歴史教科書検定意見の撤回と記述の復活を求める要請
社会民主党 
党首 福島 みずほ

文部科学省は2007年3月30日、沖縄戦(1945年)における『集団自決』の記述に関し、日本軍による命令・強制・誘導等の表現を削除・修正する高校日本史教科書検定結果を発表した。
 『集団自決』に軍が関与していることは、多くの戦争体験者や研究者の証言や研究で明らかであり、凄惨を極めた沖縄戦の悲劇の象徴として語り継がれてきた歴史的事実である。
今回の検定に際して文部科学省は、大阪地裁で係争中の裁判の一方の当事者の言い分のみを取り上げて、あらかじめ検定意見をとりまとめて教科書検定調査審議会に諮問し、かつ審議会では「集団自決」について全く論議がなされていないことが明らかになっている。文部科学省が言う審議会の中立性や独立性には疑問を呈せざるをえない。
沖縄では2回にわたる県議会決議、県内41のすべての議会での意見書の決議がされ、去る9月29日(土)には、思想、信条の違いを乗り越えた11万6千人の沖縄県民が結集し、県民の総意として『教科書検定意見撤回を求める県民大会』が開催された。まさに沖縄の怒りは頂点に達している。
 沖縄戦の実相を歪め、歴史を改ざんする検定行為は、沖縄戦の反省と教訓を否定するばかりか、日本国民の平和への思いを踏みにじる行為であり、断じて容認することは出来ない。
 我が党は沖縄県民と共に不退転の決意をもって検定意見の撤回と日本軍関与の記述の復活、加えて今後二度とこのような事態を招かないための施策について以下要求する。


1,沖縄県民大会の決議を沖縄県民の総意として受け止め、審議会の再審議によって検定意見を撤回すること。

2,沖縄戦「集団自決」の軍の命令・強制・誘導等の記述の復活を、申請時の記述に戻すこと。また沖縄戦記述について訂正申請がある場合には、これを認めること。

3,長年の記述を今回変更した経過と、文部科学省の責任について明らかにすること。

4,今後このような事態を繰り返さないために、「教科用図書検定基準」に「近隣諸国条項」に相当する「沖縄条項」を新設し、検定審議会委員に客観的な評価のできる沖縄近現代史の研究者を加えること。

                            以上

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