福島みずほのどきどき日記

「人々」「国民」がすっぽり抜け落ちている。

 民主党の小沢代表が記者会見をする。しかもそれが辞意表明だと聞いて、驚くと同時に心底ガックリ。何を考えているのだろう。
 今日は早稲田祭に呼ばれているので、とにかく早稲田大学に向かう。「誰が日本を救うのか」のパネルディスカッションに参加する。

 タクシーの運転手さんがこう言ってくれる。
 「大政翼賛会は、戦争一直線ですよ。戦前大政翼賛会ができて、戦争をしたんだから」
 その通り。ズバリと言ってくれて、その通りと拍手をする。
 自民と民主で自衛隊派兵恒久化法案を作ろうと二人で話し合うなんて、まさに「戦争一直線」だ。

 小沢代表の4時の記者会見が延びる。
 慰留が続いているようだ。
 しかし結局、小沢代表は、辞意記者会見を行なう。

 私も6時に社民党の記者会見を行なう。

 安倍総理の辞職記者会見と、小沢代表の辞意表明記者会見には、共通項がある。
 国民の思いに寄せた言葉が一切ないのだ。
 国民に対するおわびの言葉も一切ない。「人々」や「国民」がすっぽり抜け落ちている。全くおかしい。

 多くの人たちは、夏の参議院選挙で、自民党政治を変えてくれ、今の政治を変えてくれと投票をした。それが人々の思いである。
 小沢代表は、それらの人々の思いを一体どう考えるのか。
 有権者に対する裏切りではないのか。

 国民は操作の対象と考え、国民から思いを託されている感覚がないのではないか。二人の記者会見から「人々」が抜けているのは、その象徴のように思える。
 コメントの末尾はこうである。
 「よって多くの民主党議員、党員を指導する民主党代表として、また党首会談で誠実に対応してもらった福田総理に対しけじめをつける必要があると判断をいたしました」
 「誠実に対応してもらった福田総理に対しけじめをつける必要がある」とはどういうことなのか。与野党逆転してくれと、多くの人は投票をしたのに、その与党と手を組もうとするなんて。

 「逆転の夏」から「大政翼賛会の秋」へ。
 小沢代表と民主党の関係はどうなるのか。小沢代表はこれからどう動くのか。政治は人々のためにある。変な政治にならないように全力を尽くしていく。
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