労働契約法・二大政党制の危うさ
2007 / 11 / 07 ( Wed )
 衆議院の厚生労働委員会で、労働契約法案と最低賃金法案が成立をする。
 労働契約法案は、対等ではない労使関係を対等のものと扱うもので大問題である。
 就業規則は、使用者が一方的に作るものである。
 にもかかわらず労働基準監督署に届け出て、周知させれば、働く人の労働契約のなかみとなるのである。
 就業規則は、前述したように、使用者が一方的に作るもので、労働基準法違反のものもあるし、でたらめなものもひどいものも一杯ある。古くなっているものもある。ましてや周知などされていないものがほととんどである。労働事件を担当をして、自分の働いている会社の就業規則など知っている人は、ほとんどいなかった。裁判を起こそうか検討をするときに、さて、自分の会社の就業規則はどうなっているか調べるなんて人のほうが圧倒的に多かった。
 
 でたらめなひどいものもある就業規則が、なぜすぐ契約のなかみになるのか。
 契約になるということは、働いている人は、そのことを同意しているということになるのである。

 使用者が一方的に作る就業規則の性格から全くおかしい。

 また、就業規則の不利益変更についても合理性があれば、そのまま有効となる。
 就業規則が、使用者によつて一方的に不利益に変更をされても事実上合理性があると考えられ,労働者が、事実上合理性がないことを立証しなければならないだろう。判例を単に法律にしたとは言えなくなる。
 実際は、労働者は泣き寝入りだ。
 
 就業規則は、使用者が一方的に作るものだから、それこそ一方的に不利益変更なんてできないと考えられてきた。それを要件を絞り、かくかくしかじかなど合理性がある場合は、有効であると判例はしてきた。
 
 それが、かくかくしかじかの合理性があれば、就業規則の不利益変更も許されるとなれば、就業規則の不利益変更も原則として、許されると変わっていくだろう。

 この法律が通ったら、使用者は、大手を振るって就業規則の不利益変更をするだろう。

 一方的に作られる就業規則とその不利益変更が、個々の働く人を、契約のなかみとなっているとして,具体的に縛っていく。
 労働契約法は、すべての働く人の問題である。
 社民党は、こんな労働契約法案には、反対をしている。

 自民党と民主党は、修正案にともに賛成をし、修正案は、衆議院の厚生労働委員会で、1日の審議で成立をした。
 全くおかしい。
 このような重要な法案を参考人質疑もしないで、通すなんで。
 これもかたちを変えた「大勢翼賛会」とさえ言いたくなる。
 
 参議院ではしっかりがんばり、法案の問題点をとことん指摘していくぞ!

 民主党の小沢代表が、辞意を撤回するという挨拶と記者会見を行う。
 
 連立はなくなっても連立協議は進んでいくのではないか。
 年金や男女平等や格差是正の問題などのテーマでは、超党派でやることはあり得る。しかし、安全保障や憲法・平和の問題で、2大政党が手を結んだら、政治のなかの対立軸がなくなってしまう。
 大連立であれ、連立協議であれ、大問題なのは、政治のなかで、対立軸がなくなってしまうことである。
 今回、福田総理と小沢代表の話し合いは、自衛隊派兵恒久化法案の協議であり、連立であった。
 自衛隊を海外派兵すべきでないというのが、社民党の立場である。給油に反対をする理由も日本は、戦争にコミットすべきではないからである。政治の場面で欠落をしがちなのは、殺される人々の視点である。アフガニスタンやイラクの殺される人々にとっては、不朽の自由作戦だろうが、アイサフだろうが、殺されるという点では全く同じである。海外で、武力行使をすべきではないし、武力行使で問題が解決をしないことは、イラク戦争やアフガニスタン攻撃の結果が最も示している。
 
 福田総理にとっては給油ができるかどうかが問題であり、小沢代表にとっては、国連決議があれば、海外で武力行使できることがポイントである。
 海外に自衛隊を派兵するという憲法を踏みにじることが、両者が手を結ぶことで、実現してしまう。
 
 国民は、自民党政治を終わらせることを望んで、参議院選挙で投票をした。国民は、もう悲鳴をあげている。
 連立構想は、この民意に全く反している。
 
 二大政党制の問題や危うさが明らかになった。
 社民党が伸びなければ、自民党政治を終わらせることはできない。
 社民党は、真に国民の立場で、自民党政治を変えるために全力をあげます 
22 : 29 : 27 | お知らせ | page top↑
坪島さん
2007 / 11 / 07 ( Wed )
 広島県へ。
 実は社民党の広島県連で、中国ブロックの事務局長をしてくれていた坪島公一さんが、ガンで亡くなったので、お葬式に行ったのである。

 わたし自身も大変お世話になった。
 社民党は社会党から変わって、11年。
 この11年間は、大変な時期であった。
 坪島さんのような献身的な社民党員がいるからこそ社民党は存続することができた。だからこそお葬式に行きたかったのだ。

 以下葬儀で読み上げた弔辞を書きます。

 坪島公一さん。
 今日はあなたにさよならを言わなければならないことはとても悲しいです。そしてとても残念です。

 あなたのはにかんだような、真面目な、ときに愉快な笑顔が目に浮かびます。
 そしてつい最近、電話で話しをしたあなたの声が耳に聞こえてきます。
 坪島さんは、社会党・社民党の党員、活動家として、献身的に活動し、貢献し、尽くしてきてくださいました。心から感謝します。本当にありがとうございます。
 社会党時代はもちろんのこと、11年前に社民党が出来て、それは苦労の多い道でした。
 坪島さんのように、「社民党が社会に、政治に必要なのだ。そうでなければ、平和も憲法も、人々の暮らしも守れない」と歯を食いしばってみんなを励まし、苦労して元気に活動を続けてきてくれた党員・活動家のひとたちがいたからこそ社民党は、11年間活動をし続けることが出来ました。

 国民投票法が成立し、防衛庁が防衛省になり、自衛隊派兵恒久化法案さえ言われ、憲法改悪の危機が訪れています。
 私は、国会の中で社民党が存在しなければ、政治は大変なことになるということを毎日かみしめない日はありません。
 これからますます社民党の必要性は強まっていくことでしょう。

 憲法9条を変えさせないことも、暮らしを守る血のにじむような努力も、坪島さんがまさにやってきてくださったことです。坪島さんの活動が憲法9条を今まで変えさせなかったことに心から感謝をします。

 坪島さんは広島県連の思想・哲学の柱として体力を尽くし、金子哲夫さんの選挙や国会活動をまさに支え、ヒロシマの心を発信してきてくださいました。
 そして長年、中国ブロックの事務局長として心を砕いてくださいました。
 私自身のことも長年かわいがってくださり、様々な活動を支えてくださったことは、本当にありがたいことだと思っています。
 59歳という若さで亡くなられたことに胸が痛みます。残された私たちは本当に悲しんでいます。
 坪島さん、憲法を守り、ヒロシマの心を大事にし、社民党の活動家として献身的に活動し、党を支え、存続させてくれた真面目でやさしいあなたのことを私たちは、いつも心に刻み、忘れません。
 あなたの遺志をついで残された私たちは、多くの人たちと県名にがんばります。いつもいつもありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。
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連合神奈川19回大会に参加
2007 / 11 / 07 ( Wed )
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