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福島みずほのどきどき日記

派遣法の抜本改正を!

12月31日(水)
 今日は、日比谷公園で、派遣村が開村をする日。
 秘書の石川さんなどから連絡がはいる。
 鴨さん、高井さん、湯浅さん、笹森さん、そして、保坂さんなどが集まっているという。
 わたしは、今日から2日まで強制的に休むことにした。
 あまりに働きすぎで、疲れをとります。
 というわけで、派遣村へは、3日の午後から行きます。

 派遣法の抜本改正をこそ2009年はやるべきである。
 そのことに政治生命をかけてがんばっていく。

 政府は、既に、派遣法の改正案を国会に提出している。
 30日以下の日雇い派遣を禁止するというものである。
 また、あまりにひどいことに、一定の要件で、派遣における事前面接すら認めている。

 労働法制の規制緩和ばっかりしてきたために、雇用の破壊が起きた。
 タクシーの台数などの規制緩和の法案に、社民党は、2002年に反対。しかし、成立をした。その後、当事者や利用者や組合やいろんな人の力で、タクシーの規制緩和への反省が起き、いま、どうやって新たに規制をしていくかという展開になっている。
 労働法制も規制緩和一辺倒から、新たな規制をすべきときである。

 政治と法律の結果、今の派遣切りを含め企業が何でもやれるようになってしまった。
 今こそ、労働法制をきちんとするべきときである。
 人間らしい労働をみんなで作り出すべきときである。

 政府の案は、全くだめである。
 わたしの怒りは、規制緩和が含まれていることにもある。

 民主党は、案を持っているが、社民党は、民主党の改正案には、賛成できないと主張し、民主党が法案を提出しないように働きかけてきた。
 民主党の案は、日雇い派遣について60日以下を禁止するというものである。

 政府は、30日以下の禁止。
 民主党案は、60日以下の禁止である。
 
 50歩100歩という言葉があるが、30日60日で、ほとんど変わらない。
 
 社民党案は、派遣については、専門職に限り、製造業については、禁止をするというものである。きちんと正社員にすべきである。期間工であれ、派遣とは、解雇のされ方が明確に違う。

 民主党が社民党案に近づくよう努力と働きかけをしていく。
 そして、政府案も社民党案に近づくようみんなの力でがんばっていこう。
 

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