福島みずほのどきどき日記

小木曽美和子さんを悼む

 高速増殖炉もんじゅの裁判原告団の事務局長で、福井県民会議の事務局長であっ
た小木曽美和子さんが亡くなった。小木曽さんに初めて会ったのは1980年代。もん
じゅの裁判提訴を準備中である。もんじゅ裁判は2003年名古屋高裁で原告側が勝
訴をする。最高裁でくつがえされるが、小木曽美和子さんは1976年から福井県で
反原発を、1984年からもんじゅ裁判の準備をし、1985年に提訴をしている。

 長年裁判をはじめ反原発、もんじゅ廃炉に全力を尽くしてきた人。様々な場面
でご一緒してきた。去年の夏、大阪で小林圭二さん、池島さんなどと集会でご一
緒し、ごはんも一緒に。

 大阪でごはんを食べたときに、小木曽さんは、「裁判所がもんじゅを検証した
ときに、もんじゅの建屋のなかに猫がいたんですよ。」と話をしてくれた。去年
11月23日、脱原発をめざす女たちの会で発言してくれた。「私は30年以上もんじゅ
裁判をやってきました」と話を始めると会場がどよめいた。

 もんじゅについて熱心にやってこられた久米三四郎さん、高木仁三郎さんも亡く
なってしまった。小木曽美和子さんも亡くなられて本当に寂しい。反原発、もん
じゅ裁判を根気強く闘って来られた人。脱原発をめざす女たちの会の呼びかけ人
で、4月の集会に出席予定だったが、出席できなかった。

 高速増殖炉もんじゅはナトリウム火災事故を起こし14年間動かず、ようやく
動かしたら落下事故が起き、また動かず、今も動いていない。もんじゅは廃炉に
するしかない。廃炉決定がされる前に小木曽美和子さんが亡くなって残念だ。

 小木曽さんが編集をされた「若狭湾の原発集中化に抗して 市民が訴え続けた
四半世紀の軌跡」(原子力発電に反対する福井県民会議刊)から小木曽さんの活
躍を抜粋して転載します。

http://www.mizuhoto.org/img/data/120625.pdf


PageTop