福島みずほのどきどき日記

武器輸出3原則について

3月1日(日)
 先週、衆議院の予算委員会で、民主党の議員が、武器輸出3原則を緩和すべきではないかと質問をした。
 政府もこのことの検討にはいっている。

 とんでもない。
 わたしは、戦後の日本の復興を支えた様々な人の苦労、そして、戦後、武器使用を一回もしていないこと、武器を他国に輸出してこなかったことは、日本の誇れるべきことだと思っている。

 今まで、クラスター爆弾の廃止や劣化ウラン弾の廃止に取り組んできた。
 クラスター爆弾の被害者であるセリビア人の元兵士であるカペタノビッチさんの話をしてもらったこともある。

 クラスター爆弾は、目加田さん、内海さんをはじめ多くのNGOの人たちの努力で、廃止に向けて大きく前進をした。
 劣化ウラン弾は、これからがんぱらなくっちゃ。

 そんななかで、武器のことを本当に考えるようになった。

 武器輸出3原則の見直しとは、やはり憲法改正と大きく関連をしている。
 憲法9条が、武器輸出3原則を生み出していると思うからだ。
 わたしたちは、わたしたちが、日本製の武器が、世界に輸出をされ、世界の人々を殺すことを望むのかということが問われている。
 世界中で、多くの武器が輸出をされ、世界の人々を傷つけている。
 地雷がそうであったが、武器を作って金もうけをしているのは、北の先進諸国。そして、子どもたちが、地雷で傷つくのは、先進諸国でない紛争地域の人々だった。

 誰が金儲けをしていて、誰が傷ついているのか。
 はっきりしている。

 いつか日本製の小型で、コンパクトで、とてつもなく性能が良く、環境にやさしく、とてつもなく人々に残酷な武器が、世界の人々を傷つけるようになるのだろうか。

 そんなことをわたしたちが望むのかということが問われている。

 クラスター爆弾のことを調べているうちに、自衛隊がもっている何百億円というクラスター爆弾のうち75%か85%が日本製の物であるということに、改めて驚いた。
 こんなに武器を作っているのだと。
 地雷も廃棄をするときに、爆破をしなければならず、多額の税金を使い、爆破をした。クラスター爆弾も条約を批准し、廃棄をするにあたって、これまた何百億円と税金がかかる。

 国内の自衛隊にしか武器を売れないということをやめて、世界中に武器を売って金儲けをする国を作ってはならない。
 
 アメリカは、巨大な軍産複合体制の国である。
 「戦争中毒」という本は、巨大な軍産複合体制の国アメリカがなぜ戦争をやめることができないかをこれでもか、これでもかと描いている。

 イラクから撤退をしても、アフガンはと゜うなるのだろうか。
 オバマ大統領の施政方針演説で、イラクにつぎ込む税金のチェックをしなければならないという旨のくだりがあって、大統領があえて言わなければならないほど、それだけじやぶじゃぶ使っているのだと改めて思った。

 いったん軍需産業に依存をする社会を作ってしまったら、そのことを変えるにはものすごいエネルギーがかかる。
 政治家が献金を受け、軍需産業を養護をしていくことがもっともっと強まるだろう。

 ちょっと待て。
 わたしたちは、地雷で傷ついた子どもの写真や紛争地での戦禍の状況に心を痛める。
 何とかやめれないかと心から思う。
 日本の政治は、日本人で、決しなければならない。
 金儲けのために、多くの他国の人たちのいのちを売り渡してはならない。

 そのために、武器輸出3原則を維持すべき、武器輸出をするなと多くの人と声をあげていきたい。
 

 

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