◆ 憲法改悪の暴走を止めよう◆〜改憲手続き国民投票法案を成立させないために〜
2007 / 03 / 07 ( Wed ) 3月7日<水>
6月まで開かれる今国会の最大の法律案は、国民投票法案である。国民投票法案は、手続法案だから、別にあってもいいのではないか、と思う人がいるかもしれない。しかし、国会に上程されている法案は、単なる手続法ではない。 国民投票の部分と、憲法改正(改悪)の部分という、本来2つの法律案にすべきものが、一つの法律案になっている。国民投票法案が成立すると、衆議院、参議院の両方に憲法審査会が設置されて、憲法案作りが始まる。その憲法案は限りなく自民党新憲法草案に近いものになるだろう。憲法9条2項を改悪して、自衛隊が(そのときには自衛軍になっているが)、米軍とともに世界の戦場で戦争ができるようにするのである。自民党新憲法草案には、政教分離を緩めること、基本人権は「公益及び公の秩序」によって制限できること、軍事裁判所を設置することまで書かれている。そして、「日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概を持って自ら支え守る責務を共有」するとされる。 憲法審査会は国会閉会中も審査できる、と国民投票法案には書いてある。国会を一年中開いて、憲法改正案作りが出来るのである。また、衆・参合同で会を開くこともできる。二院制は、いったいどうなるのか。 国民投票法案は、公正中立な手続き法案ではない。「戦争のできる」憲法改悪へまっしぐらの道なのである。成立して、憲法改悪案を三年くらいかけて作り、タウンミーティングや郵政民営化の1000倍の金とメディアの力を借りて、宣伝して、憲法改悪が時代の趨勢だと宣伝するのは、目に見えている。 安倍総理は、今年の元旦、「5年以内に憲法を変える」と明言した。そのことを着々と実行する為の一歩が国民投票法案である。「そんなことまで頼んでないよ」と思っても、成立すれば、まったく合法的に国会に機関をつくって憲法改悪案作りがバァーッと始まるのである。 憲法改悪をさせない今の具体的な大きな一歩は、今国会で国民投票法案を成立させず、7月の参議院選挙で社民党が勝つことである。 政治と未来は変えられる。 主権者の手によって変えられる。 与党・政府は、衆議院の予算委員会で予算案を強行採決し、これから国民投票法案を与党単独で衆参ともに強行採決も辞さず、できるだけ早く成立させようとしている。 思考停止、問答無用、国民不在の安倍政治を打倒していきましょう。 今国会で、改憲手続き法案を成立させないために、力を貸してください。 |
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