福島みずほのどきどき日記

新しい時代を切り開く-人々の声に応える政治を

 1月24日(日)
 社民党大会での党首挨拶です。ぜひご覧くださいませ。

 「新しい時代を切り拓く ~社民党は人々の声に応える政治を実現していきます ~」

 全国からお集まりの党員の皆さんに、心からのご挨拶をさせていただきます。先の衆議院議員選挙では、暑い中、本当にお疲れ様でした。皆さんの奮闘によって、厳しい選挙でしたが、衆議院の七議席を得ることができました。ありがとうございます。今年は、夏に参議院議員選挙が控えています。今大会において、社民党が、政治の中で重要な役割を果たしていること、果たさなくてはならないことを共有し、社民党のさらなる躍進につながることを心から期待してい
ます。
 しっかりと議論していきましょう。
党大会での「団結ガンバロー」

 はじめに、ハイチで起こった震災に対して、心よりお見舞いを申し上げます。救助・支援活動が難航していると聞いております。政府も人道支援をはじめていますが、社民党としても、募金活動など、行っていきます。

 さて、今年は、韓国併合から100年、第二次世界大戦敗戦から65年、日米安全保障条約署名から50年です。また、人々の生活についても格差社会が指摘される中、日本社会は大きな転換点に立っていると言えます。歴史の中で、時代の中で、社会の中で、社民党には、大きな使命と役割があります。その使命と役割を果すため、しっかりと人々の声に応える政治を実現していきます。

 第一に、生活の再建です。社民党は、先の衆議院議員選挙で、この問題を訴え、連立政権の大前提である三党合意の中でも最優先課題として位置づけました。特に、労働の問題は深刻です。非正規労働の問題に警笛を鳴らし、真っ先に、国会でこの問題に取り組んできたのは社民党です。昨年末、公設派遣村に行ってきました。今もなお、厳しい生活を余儀なくされている人たちが大勢います。雇用をはじめ、人々の生活を軽んじてきた政治が格差を拡大させ、生活を破壊してきました。「この生活の現状を変えてほしい」、これが人々の大きな声だと思います。社民党は、今国会で、労働者派遣法の抜本改正を実現し、労働問題、医療、年金をはじめ、介護や子どもたちの保育所の問題など、社会保障や福祉の在り方について、これまでの取り組みや経験をしっかりと施策の中に実現するべく、取り組んでいきます。

 第二に、平和の問題です。日米安全保障条約署名から50年を迎える中で、改めて、建設的に、この50年を問うとともに、社民党がこれまで取り組んできた、在日米軍基地問題、日米地位協定、思いやり予算といった現実を含め、日米の安全保障の在り方について、きっちりとした議論を重ねていきます。そして、緊急かつ最大の課題として、普天間基地の返還問題があります。普天間基地は返還されなくてはなりません。私は、何度も辺野古の海に行ってきました。そのたびに、「このきれいな海を守りたい」と、心から思いました。12月3日、私は、「この内閣が、辺野古沿岸部に海上基地をつくると決定した場合、私としても、社民党としても、重大な決意をしなければならないと思います。」と発言しました。それほどまでに、重い、重要な問題です。12月中に、内閣が辺野古の沖に基地をつくるという決定をしなかったことは、社民党の大きな成果だと思います。皆さん、自公政権にできなかった、「県外・国外」での普天間問題の解決を、この新しい政権の中で、党をあげて取り組んでいこうではありませんか。問題の真の解決をしなければならないので、その責任は極めて重く、まさに社民党の正念場です。新しい時代を切り拓き、平和を実現すべく、私は覚悟をもって、皆さんとともに取り組んでいきます。また、武器輸出三原則を維持し、非核三原則の法制化を実現し、長年取り組んできた北東アジア非核地帯の実現に取り組みます。

 第三に、人権や環境の問題です。昨年の女性差別撤廃条約における日本政府への勧告を例に挙げるまでもなく、日本の人権の現状は、国際的にも厳しく批判されています。女性、障害者、子ども、マイノリティなど、あらゆる差別をなくし、その人権が確保された社会の実現のために全力で取り組みます。私も、男女共同参画、少子化担当大臣として、あらゆる社会の男女共同参画、男女平等をさらに進めていきます。また、食の安全を含め、消費者の声に敏感に反応していく消費者行政をつくっていきます。また社民党は、日本で唯一、脱原発政策を掲げています。自然エネルギーの促進を確実に進めていきながら、原子力のいらない社会を確実に進めていきます。

 第四に、政治とカネの問題です。政権交代を実現した人々の思いには、政治を動かすのが民意ではなくお金であったという、これまでの政治の在り方が変わることへの期待があったのではないでしょうか。にもかかわらず、政治とお金の問題が起きていることは本当に残念です。捜査を見守ることも必要ですが、一方で、国会議員として、丁寧に説明することも必要です。そして、この問題を本気で断ち切っていくためにも、社民党が長年取り組んできた、企業・団体献金問題の全面的な禁止を実現することが必要です。政治資金の透明化に向けた法改正を、鳩山政権で実現することが、人々の声に応えることだと考えます。その実現のために、社民党は全力で取り組んでいきます。

 最後に、何と言っても、今年は参議院議員選挙の年です。社民党は、平和、雇用、社会保障、人権、男女平等、環境などの分野で、全力で政策を実現し、国民の皆さんの支持を飛躍的に増やしていきましょう。そして、この選挙で、何としても勝利し、6議席を確保していきましょう。そのために、社民党一丸となって、全力で参議院議員選挙に取り組み、地域の中で、一票一票を確実に積み上げるべく取り組んでいきましょう。そのことが、来年の統一自治体選挙での社民党の躍進にも、つながります。私も先頭に立って、全力で、全国を駆け回ります。

 社民党が、これまでの活動や政策の積み重ねを活かし、成果を上げ、人々の声に、人々の期待に応えることが求められています。私も、党首として、また党を代表する閣僚の一人として、渾身の力で取り組むことを表明し、皆さんへのご挨拶といたします。

                            2010年1月23日
                   
      社民党党首  福島みずほ
 

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