福島みずほのどきどき日記

昨日の参議院予算委員会

 昨日3月22日(月)、参議院予算委員会で原発震災について質問しました。
 皆さまから議事録を見たいとの連絡を頂いたので、掲載します。

 

 社民党の福島みずほです。
 私からも、被災に遭われた皆さんに心からお見
舞いを申し上げ、亡くなられた皆さんに心から哀
悼の意を表します。

 また、警察官、消防隊員、自衛隊の皆さん、地
方公務員、国家公務員、そしてボランティアや
様々、全ての皆さんが今必死で救助をされている
ことに心から敬意を表します。

 まず初めに、予算の確保についてお聞きをいた
します。

 もうこんな、みんなが、国民が力を合わせなけ
ればならない事態、優先順位を付けて被害の救済
と復興支援に全力を挙げるべきだと思います。不
要不急な予算を早急にリストアップし、これは組
替えを行うべきではないでしょうか。とりわけ、
高速道路の無料化や子ども手当の上乗せ分はカッ
トし、大胆に組み替えるべきではないでしょうか。

 国務大臣(野田佳彦君)
 先ほども中山先生との質疑の中で申し上げさせ
ていただきましたとおりでありまして、震災前に
私どもはベストの予算を作ったと思いました。
しかし、震災後、状況が変わったというふうに
思っています。やっぱり復旧復興、日本が復活
するために、東北地方が元気になるためにこれが
最優先だというふうに思います。

 その財源については、これまでのやっぱり政策
の優先順位をしっかりと見極めて、委員御指摘の
ように、組替えということも重要なことだという
ふうに思っていますので、与野党、真摯な議論を
踏まえて、盛んに議論していただいた後に我々も
それにきちんと対応していきたいというふうに思
います


 福島みずほ
 政府の方から、まずこれを組み替えると、これ
はカットしてその代わり充てるぞというプランを
お出しいただくよう、是非よろしくお願いします。
そして、法人税を下げるべきではないと社民党
は言ってきました。初年度八千億円、計上で一兆
三千億から五千億円、地方も入れれば。従前どお
り払っていただく、これはやっていただくべきで
はないでしょうか


 国務大臣(野田佳彦君)
補正予算を本当に被害対策のために有効なものと
するためには、歳出面におけるそういう組替えの
話もございます。歳入面についても、これはきち
っと与野党の議論を踏まえながら対応していきた
いというふうに思います

 福島みずほ
 東北地方の皆さんも消費税を払います。消費税
の値上げではなく、法人税を今までどおり払って
いただくということで、法人税の引下げは今回し
っかりやめるべきだということを強く申し入れま
すので、よろしくお願いします。

 決意を言ってください。

 国務大臣(野田佳彦君)
 被害状況を踏まえて、対策が出てまいります。
それに対する財源をどうするかということは、
虚心坦懐に、野党の御意見も踏まえながら対応
していきたいと思います。

 福島みずほ
 よろしくお願いします。
 今日、救援物資やいろんなものの、頑張って前
進しているという話を聞きました。しかしまだま
だ、ツイッターやメールやいろんなので悲鳴がこ
こ一週間入ってきました。支援物資が届いていな
い地域があるようだが、届いていないのはどの地
域と把握をしていますでしょうか。医薬品が来て
いない、足りない病院はどこかという具体的な把
握をしていらっしゃるでしょうか。飛行機、船、
トラック、全てを使って西日本から物資を運ぶな
ど、全国的な取組をすべきではないでしょうか。
物資輸送が困難になっている理由をお聞かせくだ
さい。

 政府参考人(小滝晃君)
 政府で行っている物資輸送の取組でございます
けれども、県の指定する集約拠点に物資を搬送い
たしまして、集約拠点からは自衛隊や地方公共団
体により避難所などへ配送すると、こういった仕
組みでございます。

 それで、インフラの被害でありますとか燃料不
足の状況があったわけでございますが、これまで
に燃料四百七十万キロリットルですとか、パン等
食料五百四十万個など、輸送を行ってきておりま
して、集積拠点までは既に相当な物資を届けてい
るという状況になってきつつあると思っておりま
す。

 しかしながら、その集積拠点から先の末端のと
ころの輸送につきましては、地域の被災状況等々
によっていろいろな実情があるようでございまし
て、個々に、非常に困窮した状況が寄せられた場
合には、例えば本日の午前中に森委員からるる御
指摘のございましたような地域ですとか、そうい
ったところは優先的に燃料の供給をするなどのき
め細かい取組をさせていただいているところでご
ざいます。

 今後は、被災者生活支援特別対策本部を立ち上
げましたので、こちらにおいて地域の実情をより
一層きめ細かく把握をいたしまして、その実情に
応じた対応を取ってまいりたいと思っております。

 それから、西日本の方から運ぶといったお話ご
ざいましたが、例えば広島空港の方から自衛隊機
にて被災地へ空輸をするといった取組も現に既に
行わさせていただいているところでございます。

 今後とも努力をしてまいりたいと思います。

 福島みずほ
 全国的な取組ときめ細かな取組と両方お願い
します。
 今年、大学に合格した被災者について、国公立
及び私立大学全て一年をめどに入学を猶予できる
ようにするよう通達を出すべきではないでしょう
か。被災地出身の高校生及び大学生の奨学金募集
を再度行い、予算措置をすべきだと考えますが、
いかがでしょうか

 国務大臣(高木義明君)
 福島党首にお答えをいたします。
 既に私どももこの災害の大きさを感じながら、
それぞれの大学関係者についても通知を出して善
処を求めております。例えば、三月の十二日には
入学手続期間の延長あるいは授業料等の徴収猶予、
減免、また三月十四日は日本学生支援機構の緊急
採用奨学金の周知あるいは授業料等の納付期限の
弾力化、また三月十八日には入学者の選抜や入学
式等の日程の柔軟な対応等々について、各大学関
係者に対して強くその善処を求めております。

 何といいましても、私どもはこの被災に遭った
大学生などが就学の機会を奪われることのないよ
うに、これからも彼らの立場に立って適切な対応
が取れますように期待をしております


 福島みずほ
 次に、原子力発電所についてお聞きをします。
福島第一・一号機から三号機までの原子炉炉心
溶融、格納容器の今の状況について教えてくださ
い。

 大臣政務官(中山義活君)
 今のお話では炉心の方とそれから格納容器の件、
両方だと思います。
 炉心の方は、一号機から三号機まで海水を注入
しておりますが、半分程度燃料棒が出ているとい
うことでおりますが、ただ温度としては今のとこ
ろ安定をいたしております。これはモニターを使
ったりいろいろ私たちも検証をしているところで
ございます。

 それから、格納容器の方は、一号、三号につい
ては健全性が維持されているんですが、二号の方
が若干圧力制御室に損傷がある可能性はあるんで
す。しかしながら、今のところは特に変化はなく
安定をしているというふうに私たちは確認をいた
しております。

 福島みずほ
 三号機はプルサーマル燃料を入れております。
MOX燃料は危険性が高いと言われておりますが、
その危険性を勘案して今回どのように対応してこ
られたでしょうか。

 大臣政務官(中山義活君)
 MOX燃料は、御存じのようにウラニウムと
プルトニウムを混ぜまして絶対原子力爆弾には
使えないというような形を取っているわけで、
ある意味じゃプルトニウムのままにしておくこと
は、逆に言えば核兵器を造る可能性があるという
ことで、むしろウラニウムと一緒にすることで
MOX燃料とすると、こういうようなこともござ
います。確かに高温が出るということもございま
すが、今回使われているのはごく少量でございま
して、それほど多くのMOX燃料を使っているわ
けではございません。

 そういう意味では、普通の原子力発電でも、ウ
ラニウムを使っても最後はMOX燃料と同じよう
なプルトニウムが出てきて、それを燃焼させるわ
けなので、特に量が少なければ危険であるという
ふうには私たちは思いません。

 福島みずほ
 プルトニウムや沃素、セシウム、クリプトン、
キセノンなどの放射性物質がどの程度空気中に
飛散されているか測定し、そのデータを公表す
べきではないでしょうか。

 国務大臣(高木義明君)
 今回のように広範囲に放射性物質が飛散をさ
れておるという状況下の中で、私たちが取るべき
ものは、どれだけの地域で大気への拡散あるいは
地上への降下があるかということを見極めること
がまず第一。
 そのために、我々としては、まずは全国の空間
放射線量の量率、そして大気から降下物の測定を
まずは今優先をしております。そういう中で、既
に測定の結果、茨城県、山形県、埼玉県等におい
ては沃素131、セシウム137が検出されてお
りまして、その結果についてはしっかり公表をし
ておるところでございます。

 これからも我々は引き続き、国民の健康、地域
の不安解消のために取るべき検出についてはしっ
かりと公表をしてまいりたいと思っております。

 福島みずほ
 是非、先ほど述べたものについてもよろしくお
願いします。
 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステ
ム、SPEEDIと呼ぶ装置があります。これの
情報開示を求めます

 国務大臣(高木義明君)
いわゆるSPEEDIのデータにつきましては、
文部科学省のみならず、原子力安全委員会あるい
は関係機関とも共有をしております。したがいま
して、特に原子力安全委員会においては、我が文
部科学省で実施したモニタリング、これによって
得られた資料をもってそれがどのような影響を与
えるのかと、こういうことを評価をすることにな
っております。
 したがいまして、このSPEEDIが十分に活
用されるように私どもは期待をし、そしてそのよ
うになるように取り組んでいきたいと思っており
ます

 福島みずほ
 十二日の午後、文科省からこれが原子力安全委
員会に委託されたというふうに、移ったというふ
うに聞いておりますが、このデータがなぜ今まで
公表されていないんでしょうか。

 国務大臣(高木義明君)
 今役割分担として、私どもがモニタリングをする、
そして原子力委員会でその評価をする、こういう
体制の統一化が図られておりますので、我々とし
ては、調べたものについては速やかに公表し、そ
してこういった国民の不安解消に取り組んでいく、
そういうことで今やっております。

 福島みずほ
 このSPEEDIの結果が公表されておりません。
 なぜ公表されないんですか。
 
 政府参考人(班目春樹君)
 SPEEDIというソフトウエアは、原子炉施設
からどのような放出があるかが分かったときに、
そのときの気象条件等を用いてどこの線量がどのよ
うになるかというのを予測するシステムでございます。
残念ながら、現在のところ原子力施設からどのような
形で放出されているかというのが分からないため、こ
れは予測には現段階では使うことが無理でござい
ます。そのため、むしろモニタリングということ
もポイントでやってございますけれども、それを
面的に捕捉する手段としてSPEEDIを使って
いるということでございまして、それについてで
したら幾らでも公表することは可能でございます
が、予測はちょっと無理だということを是非御理
解いただきたいと思います。

 福島みずほ
 国の様々なデータが公表されないために国民は
不安になるのです。即時の公表をお願いいたします。
 次に、避難についてお聞きをいたします。

 十二日朝、保安院と私は話をして、一号機の燃
料棒の損傷の可能性がある、ベントをするという
ことを聞きました。三時に各党党首が集められた
段階で、十キロ圏内では足りない、もっと避難を
拡大すべきだということを言いましたが、その時
点で、三時、官房長官は、十キロで十分だという
ことでした。その後の経過を見ても、避難はもっ
と拡大すべきではなかったんでしょうか。

 大臣政務官(中山義活君)
 ただいまのは十二日の時点でございますね。
避難区域の設定というのは、住民の方々の安全、
健康の確保に万全を期すとともに、発電所周辺の
環境モニタリングの結果を総合的に勘案しつつ、
余裕を持って設定をしているわけでございます。
これまでも発電所周辺の環境モニタリング等の結
果を注視しつつ、随時避難範囲を見直してまいり
ました。

 なお、十二日五時四十四分に総理より十キロ圏
内の住民に対して避難の指示を発出しております。
以上でございます。

 福島みずほ
 冷却がうまくいかないことが十一日に分かり、
十二日の段階では、朝の時点で、燃料棒が損傷し
ている可能性がある、ベントをしなくちゃなら
ない。ですから、十キロではなくて、その時点で
二十キロにすべきですし、今、今日も二十キロか
ら三十キロ圏内の人たちのことが議論になってい
ます。社民党も服部議員が南相馬市に行きました。
 結局、中途半端なんですね。屋内退避だから大
変で、物も来ない。
 
 社民党は十四日、官邸に行き、もうこれは三十
キロより超えて出すべきだと、今ならまだ大丈夫
だから出せるということを言いましたところ、四
日掛かると言われました。でも、その時点で四日
掛けてやっていたら、今二十キロから三十キロ圏
内で苦しんでいる人たちは救済できたのではない
かと思います。混乱回避も重要な要素ですが、む
しろ命を助けるということに全力を挙げるべきで
あり、今、三十キロより外に避難せよという命令
を、今だったらまだ間に合うので、政府は出すべ
きではないでしょうか。公務員はこれがなければ
逃げられません

 大臣政務官(中山義活君)
 屋内退避区域では、文部科学省の放射線モニター
によれば放射線量は全体として低い値となっており、
現時点では避難区域を拡大する必要はないものと思
っております。

 福島みずほ
 冷却がまだ完全ではなく、ベントもしなければな
らない状況があります。だからこそ、今なら避難が
できるということ、そして屋内退避を何週間も続け
られないですよ。これは中途半端であり、三十キロ
圏外にということを社民党は今日も強く申し上げます。
班目原子力安全委員長にお聞きいたします。

 十二日の朝、総理と一緒にヘリコプターで行き、
大丈夫だと、水素爆発はないというふうにおっしゃっ
たというのは事実でしょうか。

 政府参考人(班目春樹君)
 総理と現地視察に参りました間、総理に対して原子
炉の仕組みがどのようになっているかを説明させて
いただきました。その段階において、水素が発生して
いるおそれがあるが、格納容器まで出てもそこは窒素
しかないので爆発のおそれはないというふうに申し上
げました。

 福島みずほ
 水素爆発、起きたじゃないですか。大丈夫だ、大丈
夫だ、水素爆発はないと十二日の朝、総理にあなたが
言ったことで楽観的な見通しになったんではないですか。
責任があると考えますが、いかがですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 私が申し上げたのは、あくまでも格納容器の中の話で
ございまして、建屋での爆発については言及してござい
ません。

 福島みずほ
 水素が出るというのは、格納容器から出ているわけじゃ
ないんですか。 
 班目さん、二〇〇七年、平成十九年二月十六日、浜岡原
子力発電所の裁判の証言で、非常用ディーゼル発電機が二
個とも起動しない場合に大変なことになるのではないかと
質問を受け、そのような事態は想定しない、そのような想
定をしたのでは原発は造れない、だから割り切らなければ
設計なんてできませんねと言っていますね。割り切った
結果が今回の事故ではないですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 確かに割り切らなければ設計ができないというのは事実
でございます。その割り切った割り切り方が正しくなかった
ということも、我々十分反省してございます。

 福島みずほ
 反省とはどういうことですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 今後の原子力安全規制行政においては、原子力安全委員会
というところはいろいろと意見を申し上げるところでござ
いますけれども、抜本的な見直しがなされなければならない
というふうに我々感じております。

 福島みずほ
 裁判でいつも、非常用電気ディーゼルが作動しない、地震
のときに、これ争われてきたんですよ。あなたは、そんなこ
と想定していたら原発はできないと言っているんですね。そ
の責任はどうなるんですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 責任という意味がよく分からないんですが、今回の事象と
いうのが、決して言ってはいけないことなんですけれども、
想定を超えたものであった。想定を超えた、想定をどれぐら
いしたかというと、ある意味では……(発言する者あり)
そのとおりでございます。想定が悪かった……
(発言する者あり)
 その想定について世界的な見直しがなされなければなら
ないものと考えております。

 福島みずほ
 裁判でこういうことが想定されると言われ、あなたは原
子力安全委員長としてそんなこと想定されたら造れないよ
と言ってきたわけです。その責任はどうなんですか

 政府参考人(班目春樹君)
 私としても、また私だけでなく私と意見を交換している
原子力の専門家の大多数の意見を総合して申し上げたわけで
ございますので、私個人の責任ということでしたらまた別の
取りようはあるかもしれませんが、これはある意味では原子
力をやってきた者全体として考え直さなきゃいけない問題だ
というふうに考えているということでございます

 福島みずほ
 驚きです。裁判でこれは争点だったんですよ。指摘されて
いるんですよ。想定されていたんですよ。それに対して、
そんなことはないってあなたは言って、原子力安全委員長
としてやってきたんですよ。その責任があるじゃないですか。
あなたが言っていたことが、あなたが大丈夫だって言ったこ
とが起きたんですよ。

 政府参考人(班目春樹君)
 私個人としてもそう申し上げましたし、私は当然、ある意味
では原子力をやっている者全体の専門家の意見を代表し
て申し上げたというつもりでございますので、その点御理解
いただけたらと思います

 福島みずほ
 委員長は責任を取るべきです。
 また、そう言ってきた人たちがきちっとこのことについて
反省あるいは謝罪をすべきです。班目さん、謝罪をする気は
ありますか。

 政府参考人(班目春樹君)
 原子力を推進してきた者の一人として、私個人的にはもち
ろん謝罪する気持ちはございます。

 福島みずほ
 十二日の朝、あなたが総理に楽天的な見通し、水素爆発は
ない、大丈夫だと言ったことは見通しを狂わせたんじゃない
ですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 この説明は、あくまでも水素は発生しますとまず申し上げ
ました。
 それがもう既に圧力逃し弁というので格納容器に出ており
ますという説明をしました。しかしながら、格納容器まで出
ても大丈夫でございます、なぜならばそこには酸素はござい
ませんという形で御説明を申し上げたわけでございまして、
総理の判断がそれで甘くなったとか、そのようなことはない
というふうに私は理解してございます。

 福島みずほ
 原子力安全委員会がミスリードをしたんですよ。事態は深
刻じゃないですか。だって、あなたの立場からいっても想定
外のことが起きているんですよ。前人未到のことが起きてい
るから、そこで助けてくれって言うべきじゃないですか、
世界中に対して。
 海水注入についてお聞きします。
十二日の六時、十八時、総理は、福島第一発電
所について、真水による処理を諦め海水を使えと
言っております。しかし、一号機は十二日二十時
二十分ですが、二号機は二日遅れ、十六時三十四
分に原子炉への海水注入が遅れています。

郡山市長は、廃炉を前提としないということを
したから遅れたんじゃないかと憤りの記者会見を
しています。

海水注入、総理が十二日の十八時に言ったとお
り、福島第一原子力発電所、海水注入をすぐさま
やるべきだったんではないでしょうか。なぜ海水
注入が遅れたんでしょうか。

 大臣政務官(中山義活君)
 お話しのとおりでございまして、まず冷やす、
それからどうしてもこの温度を上げないというこ
とが大事であれば、これは海水又は真水、どちら
でもとにかく注入することが大事だったことはそ
のとおりでございます。
 ただ、時系列的に言いますと、若干、十二日朝、
ベントをしろと言ったのは六時五十分でございま
す。それから、十二日の三時に水素爆発がござい
ました。その処理に手間取りまして、結局海水の
注入が遅れたということでございます。まあ時系
列的に言えばそういうことで…

 福島みずほ
 二号機は十四日、二日後なんです。

 大臣政務官(中山義活君)
 いや、そういう、十一日又は十二日の朝、ベント
をしろと、こういうふうに言ったわけでございまし
て、そのときに水素爆発が起き、ベントをして海
水を注入するという順序でございますので、その
後に水素爆発が起きたと、そこで手間取ったとい
うことでございます

 福島みずほ
 いや、違うんです。一号機はそのとおりなんで
すが、二号機は十四日の十六時三十四分に原子炉
への海水注入、十五日にベント開始なんです。
 私が指摘しているのは、二号機へ、つまり一号
機以外の原子力発電所への海水注入が遅れたのは
廃炉をためらったからではないかという質問に答
えていません

 大臣政務官(中山義活君)
 済みません。
 一号機も二号機も圧力抑制をするということは
いたしております

 福島みずほ
 海水注入が十四日なんです。

 委員長(前田武志君)
 時間がもう過ぎておりますので、まとめてください

 福島みずほ
 はい

 大臣政務官(中山義活君)
 そうですね。これ、原子炉への海水注入が十四日
四時三十分になっていると。これすぐできなかった
というのは、別にそういう海水を注入するとその
原子炉はもう使えないと、こういうことでためらっ
たことではありません。いろいろ、まあ皆さん御
承知のように、火が出てみたり煙が出てみたり
いろんな事象がございましたので、それで遅れた
と見ていただく方が正しいかと思います。

 福島みずほ
 終わります。

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