福島みずほのどきどき日記

3月28日の予算委員会議事録

 3月28日(月)
 参議院予算委員会で質問をしました。
 議事録は続きをご覧下さい。

 福島みずほ君
 社民党の福島みずほです。
先ほどもありましたが、まず地震から。
二〇〇九年六月、原発の耐震性再評価を検討す
る経産省の審議会で、八六九年の貞観地震の解析
から再来の可能性が専門家から指摘されておりま
した。しかし、東電側は現在の耐震構造で問題な
いとの見方を示しました。東電とともに国が指導
できなかった責任は大きいのではないでしょうか


 政府参考人(深野弘行君)
 今の御指摘の八六九年貞観地震のことでござい
ますけれども、これにつきまして、いわゆる耐震
バックチェックといいまして、私どもが新しい耐
震の基準に基づいて見直しを行っている、そうい
う中で提起されたことは事実でございます。
 実は、この耐震バックチェック、今、相当全国
詳細にやっておりまして、新しい断層の調査等々
もずっとやっておりましたので大変時間が掛かっ
ておりまして、今、中間段階のものはほぼ全部終
わったんでございますが、まだ最終段階まで、今
作業中でございました。
 貞観地震につきましては、その地震動による影
響という意味では従来の想定した地震動の範囲内
に収まっておったんですが、津波についてはちょ
っとまだ未検討でございまして、これにつきまし
ては最終の検討を取りまとめる中で扱いを議論す
ると、そういうことにしていたところでございま


 福島みずほ君
 お粗末だと思います。
 地震も津波も日本では非常に大きいわけで、
このことをなぜ考慮しなかったんでしょうか。
責任があると思いますが、いかがですか

 政府参考人(深野弘行君)
 結果的に検討が作業に手間取りまして追い付
かなかったというのは御指摘のとおりだと思います

 福島みずほ君
 想定外なんて言わせないというふうに思います。
浜岡原子力発電所ですが、バックチェックがま
だ終わっておりません。また、東海地震の可能性
も言われ、今、余震が続く中で本当に不安です。
電力の供給にも問題がありません。浜岡原子力発
電所、二つ稼働しているものは停止をすべきだ。
いかがでしょうか。

 政府参考人(深野弘行君)
 浜岡につきましても今のバックチェックの中で
まず検討を行ったところでございまして、既に一
号炉、二号炉につきましては廃止ということにな
っておりますけれども、三、四、五につきまして
は、少なくとも耐震チェックを行った中で、中間
段階でございますけれども、地震の面では問題が
ないという評価でございます。
 
 それで、むしろ今回のような津波の事象を受け
まして緊急に必要な対策を取ると、これにつきま
しては、大臣からもそういうことで各電力にそう
いうことを指示すると、そういう今準備を進めて
いるところでございます。

 福島みずほ君
 バックチェックはまだ終わっていません。
東海地震の可能性は多くの地震学者も指摘をしてい
ます。今まで指摘をしてきたら、そんなことは起
きないと言われ続けたんですが、今一番止めるべ
きは浜岡原子力発電所だと思います。
 いかがですか。

 政府参考人(深野弘行君)
 浜岡発電所につきましては、今申し上げました
ように、これから新しい耐震指針に基づくバック
チェックの最終段階を行って、その中で津波につ
いても改めて検討することになります。
 一方で、今回の事象を踏まえて緊急に講ずべき
施策については直ちに取らせるということで準備
を進めております。

 福島みずほ君
 バックチェックが終わっていない段階で動かす
べきではありません。止めるように強く要請をい
たします。
次に、なぜ初動が遅れたのか。ベントや海水注
入が遅れた理由についてお聞きをします。

 十一日、地震が起こってしまった十時に、政府
の報告書によれば、二時間五十分後、燃料溶融、
二号機が炉心溶融すること、三時二十分にベント
の実施をすることが予測をされています。一、二
号機とも炉内圧力を下げるためベントの必要性が
出てきた、これが二時半です。四時に保安院に実
施を相談しています。しかし、実際、ベントが行
われたのは十時間半後です。

 私は九時半に保安院に連絡をして、事情を聞き
ました。燃料棒が損傷している可能性があります
ねと聞いたら、そうですと言って、これからベン
トをやります、ベントの一つは開けましたという
答えでした。
 なぜベントがこのように遅れたんですか。

 大臣政務官(中山義活君)
 前回の御質問でもありましたけれども、海水
注入が遅れたというようなことも言いましたよね。
私たちはちゅうちょなく、早く炉心を冷やすとい
うことが一番大事だということで、ベントも圧力
が高いうちは水が入らないということで、順次
安全をよく監視しながら、私はできる限り早く
やったつもりでございます

 福島みずほ君
 答えになっていません。四時にはもうベント
をするということを、朝の四時に言っているわけ
です。私が九時半に電話したときも、今からベン
トをするという答えでした。
 私は国民が聞いたら怒ると思うのは、十一日の
夜十時に、二時間五十分後に炉心溶融するという
ふうにもう予測を立てているんですよ。一刻を争
うときに、一刻も早くベントをして、一刻も早く
海水注入すべきじゃないですか

 大臣政務官(中山義活君)
 初動に関しましてはいろんなやっぱり見解があ
るとは思いますが、とにかく止める、冷やす、
閉じ込める、これについて全力を尽くしているわ
けですから、その冷やすということにおいて、
ベントをして圧力を下げて水を注入すると、これ
については時間をちょっと、いろんな意味で慎重
になり過ぎた部分もありますが、早く冷やすとい
うことに関しては一刻のちゅうちょもしたことは
ありません

 福島みずほ君
 いや、理解できないのは、もう夜、前の日の、
地震が起きた十時に、二時間五十分後に炉心溶融
と予測しているんですよ。四時には保安院に実施
を相談しています、朝の。もうこれはやるという
状態じゃないですか。なぜそれが十時間半後にな
ったのかということです。

 大臣政務官(中山義活君)
 繰り返しになりますが、少しでも早く冷やそう
という気持ちは我々は一番、みんなが思っている
ことです。できる限り早くやろうと思っていた
ことを皆さんに申し上げたいというふうに思い
ます。

 福島みずほ君
 答えてください。九時半にこれからベントを
すると聞いて、二時半なんですよ、ベント開始が。
 なぜそんなに遅れるんですか。しかも、もっと
早くできるでしょう。

 政府参考人(深野弘行君)
 ベントでございますけれども、一番優先して
ベントをしようとしたのは福島第一の一号機でご
ざいました。これにつきましては、ベントをしな
ければならないということで、ちょっと詳細な時
間、あれでございますけど、夜中のたしか一時半
ぐらいだったんではないかと思いますが、もう
ベントはこれやるべきだということを大臣等々で
判断をいたしまして、東京電力にはその旨を伝え
たところでございます。
 その後、東京電力でどういう手配が行われたか、
これはよくまた検証する必要があろうかと思って
おりますけれども、ベントを実際に操作をしても
なかなか弁が動かなかったというようなこともあ
ったやに聞いておりまして、その辺は改めて検証
することが必要ではないかと思っております。

 福島みずほ君
 二つあるうち一方は開いたんですよ。
なぜそれでできないんですか。

 政府参考人(深野弘行君)
 二つあったうち一つは電動弁であったかと思い
ます。電動弁は電気が電源喪失になっておりまし
た。もう一つは、いわゆる圧縮空気で動かすよう
なタイプでございまして、こちらの方もなかなか
うまく動かなかったということのようでござい
ます。これについては、いずれにしても、まだ
詳細な検証が必要かと思います。

 福島みずほ君
 前の日の十時に、あと二時間五十分後に炉心
溶融と出ているわけですよね、予測。
 だったら一刻も早くやるべきであって、ベントを
してとにかく注水しなくちゃいけない。なぜ、で
すから九時半でも遅いと思いますが、なぜ朝方と
か四時とかできないんですか。

 政府参考人(深野弘行君)
 ちょっと今の段階で私ども承知しておりますのは、
当省で夜中の一時過ぎにそういう判断を官邸も入れ
て行いまして、それを東京電力に伝えたということ
でございます。

 福島みずほ君
 班目さん、東電幹部と二時半に協議をし、一、二
号機の炉内圧力を下げるため、ベントの必要性を
確認していますね。

 政府参考人(班目春樹君)
 そのとおりでございます。

 福島みずほ君
 じゃ、なぜやらないんですか。
 なぜあなたは総理と一緒に現地に行くんですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 私の知っている限りのことを申し上げます。
 私のすぐそばに海江田大臣がいらっしゃいまし
て、東電にとにかく早くベントしろと言い続けて
おりました。その結果なぜベントができなかった
ということについては、私は、申し訳ございませ
んが、今のところまだ承知してございません。

 福島みずほ君
 いや、ちょっと唖然となってしまいます。
 もう炉心溶融かという事態で、何で班目さん、
大丈夫とか言って総理と一緒に行くんですか。
そのことそのものも問題じゃないですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 総理が現地を視察するということについては、
私は、決まるまでいきさつを存じ上げませんので、
ちょっと答弁は控えさせていただきます

 福島みずほ君
 二時半にちゃんとそういう話しているんだっ
たら、あなたが安全委員長としてちゃんとイニ
シアチブを取ってやるべきじゃないですか。
東電がやらないんだったら、やれとやるべき
じゃないですか

 政府参考人(班目春樹君)
 私の知る限り、海江田大臣が東電にとにかく
早くベントしろと言い続けていたことだけは
確かでございます。

 福島みずほ君
 東電の社長を、東電について、いずれ集中
審議で参考人として呼んでください。
 
 委員長(前田武志君)
 理事会において協議いたします。

 福島みずほ君
 今、放射性物質が広がっている。
 やっぱり、なぜここで、十一日、十二日でできな
かったのか、これは本当に大きな問題だと思いま
す。
 海水注入がなぜ遅れたかについてもお聞きをし
ます。十二日の朝やっていればもっと変わったん
ですよ。十二日の夜、少なくとも十八時、総理は、
福島第一原子力発電所について海水注入せよと言
っているんですが、二号機については二日間遅れ
ます。なぜこの時点で全部海水注入が行われない
んですか。

 大臣政務官(中山義活君)
 海水注入というのは、御存じのように、もう
その原発の機械は使えなくなるということで、
そんなことがあっても我々はちゅうちょしないで
すぐやろうと、これは大体そういう考え方でおり
ますが、今言った遅れた理由については、一応い
ろんな意味で慎重を期したということだと思うん
ですが、ちょっとここを読ませてもらいます。
 今回の福島第一原子力発電所の事故の原因と
して、地震により外部電源が喪失し、その後、
想定外の津波により非常用ディーゼル発電機を
含む交流電源を失ったことから、全ての冷却機を
喪失したことが挙げられます。このため、まず
全力を挙げて注水等を行い、速やかに冷却機能
を回復させることが重要であり、これに全力を
挙げてまいりました。

 具体的には、二号機については、十四日十三時
二十五分に冷却機能の喪失を判断し、同日十六時
三十四分に海水の注入を行っております。また、
三号機については、十三日五時十分に冷却機能の
喪失を判断し、同日十三時十二分から海水注入を
実施しており、それぞれの状況に応じた適切な対
応が取られていると考えております。

 福島みずほ君
 いや、適切じゃないと思うから聞いているんです。
十二日の朝、せめて、あるいは総理がその日言った、
海水注入せよと言って、総理が言ってなぜそれが
現実にできないんですか。

 政府参考人(深野弘行君)
 これも、まだ事故進行中でございまして検証が
できているものではございませんけれども、二号
機につきましては、十四日の一時二十五分にこの
冷却機能の喪失を判断いたしまして、その日の四
時三十四分に海水の注入をしたわけでございます。
 ただ、海水注入のための操作は一時のこの判断
の後すぐ始めたということのようでございまして、
ただ、炉内の圧力が非常に高くてなかなか入らな
かったと、減圧をするための準備をして、そうい
ったこともあって遅れてしまったということを聞
いております。

 福島みずほ君
 なぜベントすぐしなかったんですか。

 政府参考人(深野弘行君)
 今の二号機の件は、圧を下げるにはベント操作
じゃなくて、圧力容器がございますけれども、
その圧力容器から格納容器の方に逃すという操作
でございますので、ベントではございません

 福島みずほ君
 ベントしろとか海水やれと言っていることが
すぐやっぱり現場で実現できていない。
 十一、十二に速やかにされていたら随分変わ
ったんじゃないかと思います。これについてはや
っぱり強く抗議をしたいと思います。 
 次に、私は、官房長官が、直ちに健康に影響は
ありませんという報告、それから今日の政府の報
告、現在のところ住民の方々に深刻な健康被害を
生じるような被曝は生じておりませんと言うこと
は大変問題だと思っています。安全な被曝などあ
りません。国が原発推進策を取ってきて、みんな
今浴びなくても済む放射性物質を浴び続けている
わけです。浴びなくてもいいものを浴びている。
そもそもレントゲンと比較するのはおかしい。三
百六十五掛ける二十四、八千七百六十倍、本来は
すべきではないですか

 大臣政務官(中山義活君)
 モニタリングをしましてそのまま生で流します
と誤解もあるということで、できる限り誤解の
ないように、ここまでは安全ですよということを
官房長官は示しているんだというふうに思います。
 先ほど風評被害のことでも随分議論がありました。
 できる限り国民の皆さんに動揺がないように
やっているわけでございまして、そこを御理解
いただきたいと思います。

 福島みずほ君
 レントゲンは一回きりです。でも、パー・アワー
でやっているので、二十四掛ける三百六十五に
すると八千七百六十倍なんですよ。
 だから、比較するのがおかしいと言っているんで
す。

 大臣政務官(中山義活君)
 官房長官のその定時の報告は、国民の皆さんに
も理解していただくために分かりやすく説明を
されたんだというふうに思います。
 そういう面でも、風評被害など、ほかの被害に
ならないように配慮をしてそのようなお話をして
いるというふうに私たちは理解をいたしており
ます。

 福島みずほ君
 質問の意図を分かっていただけなくて残念です。
子供と胎児、妊婦さんに対するやっぱり配慮に
ついてがないと思いますが、いかがですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 御指摘のとおり、特に甲状腺がんなどを考える
と一歳児への影響は非常に大きいと思っております。
 したがって、原子力安全委員会の方では、空気
中の沃素の濃度等を文科省の方でしっかりモニタ
リングし、その結果に基づいて、健康に影響が出
ない範囲での滞在となるように最大限の努力を払
っているところでございます。

 福島みずほ君
 内部被曝についての配慮が官房長官の発言にない
と思います。テレビの報道などでもたばこよりも
害は低いとありますが、食べ物は食べて、そして
内部被曝をしていく、食物は連鎖して濃縮していく
、そういうことについての言及が余りに少ないと
思いますが、いかがですか。

 政府参考人(班目春樹君)
 十分であるかと聞かれたらまだまだ不十分とは
思いますが、しっかりとこの辺りは全国の大学の
先生方がそれなりの研究をしているというふうに
理解しております。

 福島みずほ君
 ベントは、ドライベントの場合、フィルターが
付いていないですね。

 政府参考人(深野弘行君)
 御指摘のとおり、フィルターは付いておりません。

 福島みずほ君
 つまり、格納容器のものが全部外へ出ていくわ
けです。そして、一号から三号機にかけて格納容器
から漏れているということが言われておりますが、
格納容器がどこか壊れているという理解でよろしい
でしょうか。

 政府参考人(深野弘行君)
御質問は水の件というふうに理解をさせていただ
きます。
 水の件につきましては、原子力安全委員会の方
で二十八日、本日でございますけれども、この福
島第一発電所の一号機から三号機のタービン建屋
でたまり水の中にかなり高濃度のものが検出され
たということにつきまして考え方を取りまとめて
おられまして、その中で、二号機につきましては
格納容器内の水が何らかの経路で直接流出したと、
そのように推定がされております。一号機と三号
機につきましては、格納容器から蒸気のような形
で出てきたものが凝縮したもの、あるいは放水に
よる希釈の影響と、そういったことを指摘をされ
ております。
 私どもも、これまだなかなか確定はできません
けれども、基本的には原子力安全委員会が御判断
された考え方と同じ見方をしております。

 福島みずほ君
 今、格納容器の自殺、つまりベントで出ていく、
あるいはどこからか漏れ出していくということが
起きているわけです。 
放射性物質は合計してどれぐらい出ていってい
ると総計していますか

 政府参考人(深野弘行君)
 それにつきましては、まだちょっと今現在で
私どもデータを持ち合わせておりません

 福島みずほ君
 オーストリア気象当局は、二十三日、これは
事故後三、四日の間に放出された放射性物質
セシウム137の量はチェルノブイリ原発事故
後十日間の放出量の二〇%から五〇%だという
計算をしています。
 ところで、ラジエーターが故障しているのでは
ないですか、一号機、三号機。いかがですか。

 政府参考人(深野弘行君)
 ラジエーターにつきましては、原子炉の中に
残された熱を海水と熱交換をして除去すると、
そういう非常に重要な機能を果たすものでござ
います。これにつきまして、今回津波によりまし
て大きな影響を受けまして、故障して使えない
状態になっているということでございます。

 福島みずほ君
 今やっているのは実は冷却ではない、ラジエー
ターがないとちゃんとした冷却ができないとい
うことでよろしいですね。

 政府参考人(深野弘行君)
 ちゃんと冷却するためには、御指摘のとおり
ラジエーターが必要でございます。
 今は、ほっておきますと中の熱でどんどん圧力
が上がってまいりますので、外部から注水をいた
しまして温度を上がらないように圧力の管理も
やっていると、そういうことでございます。

 福島みずほ君
 東電は復旧に掛かる時間は数か月単位と言って
いますが、それぐらいと見越していらっしゃい
ますか。

 政府参考人(深野弘行君)
 まだ具体的にこういうスケジュールで実行可能
ということは私どもの方でも押さえておりません
ので、ちょっとどのぐらい掛かるかということに
ついての見通しを申し上げられる段階ではござ
いません。

 福島みずほ君
 ラジエーターはいつごろ作動できますか。

 政府参考人(深野弘行君)
 これについても同様でございまして、今懸命に
復旧の方策を探っているところでございますけれ
ども、具体的にいつまでということは申し上げら
れない段階でございます。

 福島みずほ君
 でも、保安院、分かりました、保安院が一週間
以内に収束の宣言をするんじゃないかなんという
のも聞こえてきますが、とんでもないと。
 ラジエーターきちっと造って、ちゃんとやって
いただかないと困る。いかがですか。

 政府参考人(深野弘行君)
 御指摘のとおり、ラジエーターを復旧して内部
の余熱を除去することができるようになると、
これがまず重要な第一歩といいますか、事故収束
の非常に大きな点だと思っております。

 福島みずほ君
 ドライベントの場合は、全部中の放射性物質が
外にというか、そのまま出ていくわけです。
 それで二十キロから三十キロの間の人たち屋内
退避ということはおかしいじゃないかと社民党は
ずっと言ってきました。中途半端だから困る。
 これからベントをし続けなければならない可能
性はありますね。

 政府参考人(深野弘行君)
 ベントにつきましては、炉内の圧力が非常に
高まってきて、炉といいますか格納容器の圧力
が高まって危険な状態になった場合にやる、
言わば最終的な手段でございます。

 ただ、まだ今完全にその原子炉の状態が安定し
たわけではございませんので、可能性がなくなっ
たということを申し上げられる段階ではございま
せん

 福島みずほ君
 保安院は今後のシナリオについてどう考えて
いますか
 
 政府参考人(深野弘行君)
 まず、とにかく今電源を復旧いたしまして、
その次に、中の熱を除熱できる、こういう熱交換
の体制、熱交換を再開すると。
 それと併せまして、今放射性物質の入った水など
も検出されておりますけれども、それが外に出て
いかないように必要な措置をとっていくと。
 それが今、とにかく最も重点を置いてやらな
きゃいかぬことだと思っております

 福島みずほ君
 現場は放射線量が高くなって作業に非常に困難
だと聞いています。なかなか大変ですが、私たち
は何とかこれは成功しなければならない。
しかし、長期的なものですし、安易な大丈夫だ
と言うのはやめてもらいたい。真実を語って、炉
心溶融や格納容器が爆発する可能性もあるが、今
はこの段階で頑張っていると言ってほしいし、二
十キロから三十キロ圏内の人はしっかり政府が責
任持って避難をし、命を救うべきだと思います。
いかがですか。

 国務大臣(野田佳彦君)
 特に二十キロ、三十キロ圏、今日は何回も御
質問をいただきました。
方針を明確化することが大事だというふうに思い
ます。しっかりと政府全体で共有したいと思いま
す。
 
 福島みずほ君
 終わります。

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