福島みずほのどきどき日記

厚生労働委員会で

 3月25日(金)
 水・仕事・子どもについて厚生労働委員会で質問しました。

 福島みずほ君
 社民党の福島みずほです。
 昨日に続いて、まず冒頭、水について、水道水
についてお聞きをいたします。
 これは昨日も議論になりましたが、一歳までの
乳児なんですが、できれば五歳ぐらいまでも考慮
をしてほしいということと、例えば西日本から水
道水を運ぶとか、場合によっては海外からの支援
に関してはフランスなどには水の応援を頼むとか、
これは今大至急やらなければならないことで、水、
ペットボトル三本配ったことはいいとは思います
が、それではとても賄い切れないので、西日本か
ら水道水を運ぶなど抜本的にやっていただきたい。
いかがでしょうか

 副大臣(小宮山洋子君)
 やはり、赤ちゃんが安心してミルクが飲める
ように、おっしゃるようにあらゆる手だてを使わ
なければいけないと思います。
 そういう意味では、おっしゃったように西
日本の方で取った水をペットボトルにするなどと
いうことも必要だと思いますし、あるいは今ペッ
トボトルの容器が足りないということなので、ペ
ットボトルを持って給水車に取りに来ていただく
とか、そうしたこともできるかというふうに思っ
ています。
 西日本まで行かなくても、この東京の水道局の
ところでも上流まで行けば汚染されてない水があ
るということもありますので、ペットボトルの増
産を要請すると同時にいろいろな手だてでそこの
ところは知恵を使ってやっていきたいというふう
に思っています。

 福島みずほ君
 ペットボトルだとちょっと間に合わない面も
あると思いますので、是非汚染されてない水道水
を迅速に、とりわけ子供たちに届くように、ここ
しばらく是非厚労省で全力で取り組んでくださる
よう心からお願い申し上げます。
 また、北関東、茨城や様々なところから井戸水
を飲んでいるけれども大丈夫かという問合せが私
のところに来ます。これについての配慮、検査や
いろんなこともお願いしたいのですが、いかがで
しょうか。

 副大臣(小宮山洋子君)
 飲料水の放射線測定に対応できる機関というの
は限定をされているのですね。
 それで、なかなか個々のケースに対応できてな
いと思うんですけれども、保健所などで御相談を
いただければ、周辺の放射線の測定状況などを勘
案して御相談に乗れるように、そういう体制もし
っかりとつくっていきたいと思っております。

 福島みずほ君
 多くの庶民というか普通の人は心配だなと思
いながらどこに連絡していいか分からないし、
不安に思っているということだと思います。
 是非、井戸水などについて、地元の保健所に問
い合わせてくださいと、保健所も忙しいかもしれ
ませんが、ということを広報を是非してくださる
ようお願いしたいのですが、いかがでしょうか。

 副大臣(小宮山洋子君)
 たくさん広報をしなければならないことがあ
るんですけれども、極力できるように努力を
したいと思います。

 福島みずほ君
 飲み水は一番大事なことなので是非よろしく
お願いしますし、チルドレンファースト、
子供たちへの配慮を心からとりわけお願い
をいたします。
 障害者の人たちと震災のことについてお聞きを
いたします。
 震災弱者と言われる人たち、災害弱者と言われ
る人たちへの配慮はとりわけ大事だと思っていま
す。これについて、官房長官に連絡をし、多くの
人からも意見を聞き、手話を付けてもらうという
ことが早速すぐ始まりました。これは小さな一歩
というか大きな一歩で、本当に声にこたえていた
だいて良かったというふうに思っております。
 この委員会でも質問も出ておりますが、震災時
において避難、移動、情報、医療機器、盲導犬の
携帯など配慮が必要になるという点で、今回の震
災において障害者の皆さんに対する配慮、どのよ
うな指示がなされたかについて教えてください。

 副大臣(大塚耕平君)
 今、災害弱者の立場でということでございまし
たので、もちろん災害弱者という意味では、お子
さんから病気を持たれている方、さらには障害を
お持ちの方々でございます。
 例えば、ASLの患者の皆さんが先日私のと
ころにいらっしゃいまして、ASLの患者の皆さ
んを介護する方々が、これが病院では介護をする
ことができないと、したがってこれが介護保険の
対象にならないというような御指摘もいただきま
したので早速これは対応を、ああ、ALSですね、
失礼しました、対応をするように措置をいたしま
した。
 全てに行き渡っているとはまだ自信を持って言
い切れない部分はございますけれども、気が付い
たことは全てやるという覚悟で今臨んでおります
ので、また足らざる点がありましたら御指導をい
ただきたいというふうに思っております。

 福島みずほ君
 ありがとうございます。
 三月十一日、二十日の通達、事務連絡等で、被
災を受けていない非被災自治体から介護士を募集
し手配をしているということなどをやっていらっ
しゃるということで、今後も様々なことをよろし
くお願いします。とりわけ、人工呼吸、人工透析
に必要な電源の確保や医薬品、カテーテル、オス
トメイト用のストーマ装具、酸素ボンベ等医療品、
装具等の確保や提供、あるいは情報がよく分から
ない知的障害者等への分かりやすい情報提供やバ
リアフリーの問題などもたくさん要望が来ており
ますので、是非よろしくお願いいたします。
 それで、雇用についてもお聞きをしたいという
ふうに思っております。
 いろんな相談で、これは東京都なんですが、地
震の影響があるので休むよう言われた、派遣会社
に賃金の補償はあるのかと聞いたら、ないと思っ
てくれと言われた。それから、これは東京都、地
震発生のため新規事業の見通しが立たなくなった
ので今週いっぱいで辞めてほしいと言われた、今
転職は難しいので辞めさせられたら困る。福島県
製造業、三月十一日から自宅待機をしているが、
四月十六日で派遣会社全員約百人が派遣切り、解
雇と言われた、震災で家も壊れており修理しなけ
ればならないのにこんなときに切るなんてひどい
とか、たくさんの相談が寄せられております。
 確かに、震災で企業主も何もかもなくなっちゃ
ったというのもそれは本当に分かり、雇用をどう
つくっていくのかというのはこれからの政治の課
題ですが、とりわけ震災を理由に直接被害のない
企業による雇い止めが非正規や有期雇用に起きて
いると。このような状況を調査し、指導助言をし
ていく必要があるのではないでしょうか。

 国務大臣(細川律夫君)
 まず、この震災で直接的には被害を受けていな
い、そういう企業で雇い止め等の問題が生じてい
るという御指摘でございます。
 そういうことはあってはならないということで、
まず今回の震災でそういう事態が生じているかど
うか、私どもの方でもその把握に努めていきたい
というふうに思っております。
 改めて申し上げることもないかと思いますけれ
ども、震災を理由とする無条件に解雇とか雇い止
めが認められるということは、これはもう決して
ないわけでございまして、個々の事案ごとに、そ
れは解雇に関する労働契約法の規定とか雇い止め
に関する判例法理に照らしましてその適否が判断
されるものだというふうに考えております。震災
を理由にして事業主が労働者いじめのようなそん
なことがなされるということは、これはもう決し
てあってはならないということで、私どもの方と
しても各企業に適切な労務管理がなされるように
しっかり取り組んでいきたいというふうに考えて
おります。

 福島みずほ君
 よろしくお願いします。
 昨日も雇用保険のことが出ておりましたが、私
も質問させてください。
 被災により失業した労働者の雇用保険手続の円
滑化と便宜を図るべきではないか。さらには、震
災によって休業や離職を余儀なくされた方への一
時的給付受給中のものについて雇用保険を給付す
る措置が必要であり、また給付期間を延長するな
どの措置が必要ではないでしょうか

 国務大臣(細川律夫君)
 雇用保険の適用につきましては、これは被災さ
れた方々に対してその生活をしっかり保障ができ
るようにしなければならないので、これについて
はこの雇用保険手続が円滑にできるように今後し
なければならない。そのためには、労働者の居住
地を管轄するハローワーク以外でも受給手続がで
きるようにする、そしてまた、認定日にやむを得
ず来所できないような場合にはこれは認定日の変
更を行う、そういう対応もいたしているところで
ございます。
 また、被災地の事業所の労働者であった者が震
災により休業を余儀なくされた場合、震災によっ
て一時的に離職を余儀なくされて再雇用が予定さ
れているような場合も特例的に失業給付ができる
ような措置を講じているところでございます。
 被災された労働者の生活の安定に資するように、
これからも手続面や特例措置の活用をして、しっ
かり被災者の皆さんの生活を支えていきたいと考
えております

 福島みずほ君
 よろしくお願いします。
 失業認定日に出頭できなくても電話で対応して
今いらっしゃいますし、また電話ができない場合
でも後日に電話で了承できるよう柔軟に対応して
いる、あるいは管轄地域以外でも対応できるよう
円滑にやっていく予定であるということも聞いて
おります。そういうことがやっぱり広がって、電
話一本でできると聞いたら随分助かる人がいると
思いますので、是非よろしくお願いします。
 十五日の通達、三月十五日に出された通達が先
ほども質問が出ました。これは、余り最近予測し
ていなかった計画停電などの場合の休業補償の点
なんですが、これは是非、計画停電に伴う休業や
非正規労働者の休業など、救済のいずれにも該当
せず無給休業に陥るケースが考えられます。雇用
調整助成金の活用等を積極的にやっていただきた
い。改めてお願いします。

 副大臣(小宮山洋子君)
 先ほども答弁をさせていただきましたように、
雇用調整助成金で柔軟に対応ができるようにしっ
かり努めてまいりたいと思います。

 福島みずほ君
 これはちょっと、震災ではなく、児童養護施設
の子供たちのことをどうしても聞きたいので、一
言お聞きいたします。 
 児童養護施設の子供たちの大学進学を救援する
ため、特別な支援を是非していただきたい。一九
五一年から国で児童養護施設を退所した児童の追
跡調査が行われておりません。是非、児童養護施
設を退所した子供たちが貧困問題などをたくさん
抱えたりしておりますので追跡調査を是非やって
いただきたい、いかがでしょうか。

 副大臣(小宮山洋子君)
 その養護施設の方で、そうした退所した児童を
調査をするということを東京都などでは現在して
いるんですが、なかなか退所した人の跡を追うと
いうのが難しいというふうには聞いております。
 ただ、退所をして、自立援助ホームをちゃんと
つくるとか、そうでなく本当に自立をした子供た
ちがどうなっているか、必要だと思いますので、
どのように工夫をしたらいいか、御意見もいただ
きながら検討をしたいと思います。

 福島みずほ君
 子供たちは、進学の際に一時金として七万七
千円もらっています。でも、それが今の大学に
入るのに十分なお金ではありませんので、是非、
子ども・子育てビジョンなどにも基づいて、
しっかりやっぱり子供たちに予算を付けてくだ
さるようお願いいたします。
 最後に、最後にというか、三号被保険者の問題
がずっと国会で震災前から議論になっております。
これは元々、一号、二号、三号と女性が、男性も
そうですが分けられる。つまり、自分が結婚した
相手の夫が、男性が自営業なのかサラリーマンな
のか、自分が働いているかによって一号、二号、
三号と分けられる。
 私は、弁護士としては、やっぱり自営業の妻で
無年金になっている人たちもたくさん見てきたわ
けです。ですから、三号被保険者だったら自分で
保険料を払わなくても年金がもらえるように途中
でなった、ところが一号だともらえない。ところ
が、結婚したら相手が職業を変えることもあるわ
けですし、結局、実は根本的な問題、大き過ぎる
問題かもしれませんが、ですから、誰でもやっぱ
り個人単位で年金がきちっともらえるような仕組
みを長期的にはやっぱりつくっていくことが何か
なかなか解けないこの問題を解決することだと思
いますが、いかがでしょうか

 副大臣(小宮山洋子君)
おっしゃるとおりだと思います。
 特に、女性がどのようなライフスタイルを取っ
ても公平な形にこうした社会保障の制度をするべ
きだということはずっと言ってまいりましたけれ
ども、今回、運用三号で問題が皆さん注目をして
いただいて、でも元は、今おっしゃったように元
の制度自体がフェアでないということがあります
ので、そういう意味では、これから少子高齢社会
になって、やっぱり女性がM字型カーブでなく働
き続けられることとか、社会的に見ても、その一
人一人の女性たちの生き方から見ても、これは、
この三号の在り方をしっかりと社会保障制度の再
構築の中で見直していくということが必要だと思
っております。

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