福島みずほのどきどき日記

社民党大会スタート

 2月24日(金)
 今日明日と社民党の全国大会です。
 今日は党首選後、新たな気持ちで党首の役目を果たす決意を申し上げました。 
社民党全国大会で

 今日の党首挨拶は下記をご覧下さい。 

 みなさん、こんにちは。
 党首選に立候補し、当選をいたしました。
 新しい党首のつもりで、党運営と政治に関わってまいります。党員のみなさん、わたしが元気で仕事ができるのは、みなさんのおかげです。全国のみなさんに支えられているからこそ頑張れます。全国各地で、歯を食いしばって、社民党が必要だと活動をして下さるみなさんに支えられています。ありがとうございます。
 今回の党大会は、社民党にとって極めて重要な大会です。私たち社民党が社会に必要とされてがんばれるのかどうかそのことが問われる大会です。
 わたしは、社民党最後の党首になりたくありません。
 社民党は不滅です。大きな大きなたいまつをしっかり受け継ぎ、またこれを多くの人に託していかなければなりません。

 党員のみなさん一人ひとりが全力で、そして、社民党が一丸となってがんばれるよう心を砕きますが、党員のみなさん一人ひとりのがんばりと心を合わせ、力を合わせ一丸とがんばって下さるように心からお願いします。
 どうか、支えて下さい、どうか全力で一緒にがんばって下さい。お願いをします。 
 
 党大会で、みなさんに会い、意見をかわすことができることを本当に嬉しく思っています。
 そして、お忙しいなかわざわざ私たちの党大会に来て下さいました来賓のみなさん、民主党輿石幹事長、亀井国民新党代表、古賀連合会長、佐高信さん、古今亭菊千代さんに心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。
 まず、党大会のはじまりにあたり、東日本大震災、東電福島原発事故が亡くなられたみなさん対し、心から冥福を申し上げ、被災をされたみなさんにお見舞いを申し上げます。
 また、今回被災をされた岩手県、宮城県、福島県、茨城県などの代議員の方たちが、困難ななか党大会に参加をしていることに心から感謝を申し上げます。
 
 今度の党大会が、力みなぎる社民党の再生になるように心からお願いをします。そして、衆議院選挙勝利に向けて党員が奮起する党大会になるように心からお願いを申し上げます。
 
 わたしは、1998年、土井党首に言われて、立候補を決意をしました。
 国会のなかから社民党がなくなったら、本当に困る、社民党がどんなことがあっても政治の場面に必要だという強い思いからです。
 当時、民主党は、憲法改正をうたっており、わたしにとっては、全く関心はありませんでした。
 田英夫さんが、「瑞穂はやっぱり社民党」というキャッチフレーズを考えて下さいました。
 わたしの父は特攻隊の生き残りです。戦争が終わったので、父は命を奪われずにすみました。8月15日の終戦記念日の日に、テレビから流れる正午のサイレンを聞きながら、父が涙を流しているのを子どものときに見ました。なぜか怖くて近寄れませんでした。
 母親からは戦争の悲惨さを繰り返し繰り返し、聞かされて育ちました。戦争反対、憲法9条を生かしていくことは、わたし自身の根幹です。
 社民党しかないのです。

 また、社民党は社会民主主義を実現をしていく政党です。 
 デフレと不景気のなかで、非正規雇用の拡大と労働条件の悪化のなかで、地域の疲弊や医療の崩壊などのなかで、負担の増加のなかで、人々は生活にあえぎ、苦しんでいます。
 非正規で働く人が働く人の4割にも達しようとし、年収200万円以下の人が1200万人に達しています。本当に残念ながら、14年間、年間の自殺者は3万人を超え続けています。貧困率が上がり、子どもの貧困率は15.7%になっています。
 若者が学校を卒業をして、なかなか仕事につけないことが広がっています。
 今の社会に必要な政策は、雇用を作ること、労働条件の改善、暮しの安定、生活支援です。2年半前の政権交代の原点に戻り、政治は生活再建をこそやっていくべきです。
 元祖格差是正の社民党は、生活再建を訴え、不公平税制の是正、労働法制の規制、壊れてきた医療などの再建などに取り組んできました。
 しかし、現在の政治はどうでしょうか。
 貧困の根絶や格差是正の解決が政治の課題になっていません。
 最近、餓死をしてしまった人のことが報道になりました。これは、わたしたち、政治の敗北ではないでしようか。救えなかった、なぜ救えなかったのか、政治は猛省をすべきです。

 野田内閣は、消費税の増税にひた走り、TPP参加にもひた走っています。消費税増税は、逆累進制であり、生活に困っている人たちに重くのしかかっていきます。輸出大企業は、輸出戻し税という形で消費税分の還付を受けることができますが、個人商店、中小零細企業などは、末端価格を転嫁できず、倒産をしていく企業が増えていきます。自殺に追い込まれる人たち、餓死をする人たちも増えるのではないでしょうか。消費税増税と格差是正は正反対の方向にあります。
 
 社民党は、消費税増税反対、TPP参加反対の先頭に立ちます。野田政権と対決をしていきます。

 世界的にも広がった貧困と格差に対して、「わたしたちは99%だ」という占拠運動も活発になっています。
 しかし、日本においては、維新の会の新自由主義的な政策が多くの人の支持を受けるなど危機的な状況にあります。
 今こそ、社会民主主義的な政策、生活再建を行なわなければなりませんし、社民党こそ、時代の受け皿にならなければならないのです。
 また、武器輸出3原則の緩和や憲法改正のための国民投票法に基づき憲法審査会が設置をされ、動き始めています。
 また、維新の会の人権を踏みにじる政策など、民主主義や人権を壊していく政治も大変危険だと考えています。
 この点についても、社民党はしっかり対決をしていかなければなりません。

 東電福島原発事故が起き、原発事故の深刻さは日に日に拡大をしています。放射性物質のせいで、長年暮した故郷を離れ、自宅に住めなくなっている人たちの悲しみや怒り、苦労にしっかり寄り添っていかなければなりません。核と人類は共存できないことをわたしたちは、強く痛感をしています。原発はコントロールできません。事故があろうがなかろうが、核は、ウラン採掘から核廃棄物の最終処分場の10万年以上にわたる監視まで、被曝を引き起こします。そして、いったん事故が起きれば、とりかえしのつかない甚大な被害をすべての命に対し、環境に対し引き起こします。
 東電福島原発事故という人類史上の大事故を経験をしたわたしたちは、2度と原発事故をおこさないという決意をしなければなりません。エネルギー政策を転換し、脱原発を具体的に実現をしていかなければなりません。地震についての予想が間違っていたのです。だとすれば、地震についての指針を全面的に変えなければなりません。それなくして、なぜ原発の再稼動ができるのでしょうか。国会の事故調も始まったばかりです。なぜ原発の再稼動ができるのでしょうか。また、地元の同意がなければ再稼動はできないことから、全国各地で、社民党は市民のみなさんと力を合わせ、原発の再稼動を許さない闘いに勝利をしていきましょう。さらに、高速増殖炉もんじゅを廃炉にし、核燃料サイクルの廃止を実現しなければなりません。
 
 3月11日以降、脱原発という団体や人が増えました。社民党は、社会党時代から、長年にわたり唯一の脱原発の政党として、脱原発を主張し、行動をしてきた政党でする。社民党は、現実を見据え、活動をしてきたのです。
 3・11以後も浜岡原発の停止、玄海原発の再稼動を許さない、原子力規制庁を経済産業省から分離すること、自然エネルギー促進法を成立させることなどを政府に働きかけ、実現をしてきました。被曝をできるだけ少なくするための取り組みもしてきました。全国の原発立地県を始め、全国をまわり、みなさんと一緒に地元での運動、知事をはじめとした首長への働きかけをしてきました。
 エネルギー政策の転換、脱原発の実現、被曝をなくしていくことを全力でやっていかなければなりません。
 社民党の活動に誇りを持ち、脱原発で存在感を示していきましょう。
 
 現在、自民党と民主党が極めて似た政党になりました。維新の会をはじめ憲法改正やTPP参加を打ちだす団体が出てきています。
 
 政治の対立軸は、社会民主主義か新自由主義か、所得格差拡大か所得再分配か、99%のための政治をするのか1%のための政治をするのか、原発推進か脱原発か、平和や人権を大切にするのかしないのかである。
 今こそ、今こそ、今こそ社民党の出番です。
 社民党にしかやれないことがあるのです。
 政治の場面で、人々の間で、社民党が大きくなり、躍進をしなければなりません。
 社民党はリベラルな、生活や命を大事にする人々の受け皿になり、第3極を作ります。
 停滞や閉塞感が人々の心を占め、希望や安心が見えにくく、また政治不信が拡大をしている時代です。だからこそ、社民党は、内輪を固め、さらに、外に向かって、多くの人たちの心に届く発信をし、行動をしていかなければなりません。
 
 党の改革について、申し上げます。
 まず、第1に、一人ひとりの党員が活動を担い、地域の運動が、しっかり人々に「見える化」していく活動をしていかなければなりません。 
 そのために、各県連合で、地域の要望をまとめ、自治体に要望をしていくこと、課題の実現をはっきり意識し、見える活動をしていくこと、獲得目標の設定とその実現の検証と報告をやって下さい。

 第2に、自治体議員の活動の支援とネットワーク化、国政の活動との連携です。そのために、全国連合の自治体局の工夫と強化をはかっていきます。

 第3に、各地でぜひ政治スクールの開催など市民へ向けた定期的な活動をお願いします。

 第4に、女性や青年が社民党にもっともっと入党し、活躍できるようにします。
 脱原発や平和、社会民主主義的なものを大事だと考える女性や若者は大変多いにも関わらず、社民党はそれらの人たちの受け皿に十分なり得ていません。社民党のなかで、女性や若者の党員の活気をもっともっと取りこみ、女性や若者が意思決定の場に参加し、主体的な運動を発信し、取り組みができるようにします。
 若者ツアーの開催、各県連での女性青年委員会の強化、女性や若者の抜擢、各ブロックでの女性や若者の活動の強化と交流、女性や若者向けの政治スクールの開催、成人の日のメッセージをはじめ女性や若者自身がメッセージやチラシの作成に関わること、広報、とりわけインターネットや宣伝物について、女性や若者が作成に関わることなどを積極的に行なっていきます。

 第5に、広報・企画局を充実をさせ、広報や企画に力を入れていきます。とりわけインターネットの強化をしていきます。インターネットCMなどを女性青年局と広報・企画局とで作っていくことも検討をします。
 
 第6に、政治塾を作り、候補者の養成をはかっていきたいと考えています。

 最後に、衆議院議員選挙勝利が今の最大の課題です。
 今度の衆議院選挙は、これからの政治を作っていくまさに負けられない選挙です。
 前述したような歴史のなかでの重要な対立軸が争われる選挙ですから、社民党は、その存在をかけて闘い、勝たなければなりません。
 社民党が対立軸を示し、希望を人々に提示し、人々と希望を共有しなければなりません。時代を切り開いていくのは、社民党なのだということを人々にわかってもらわなければなりません。
 候補者擁立を全力で急ぐと同時に広がっていく選挙運動をやっていきましょう。
 
 社民党が政治の場に必要なのだということをわかってもらう活動をしていきましょう。

 みなさん、今度の選挙が、正念場であり、生きるか死ぬかの闘いです。どうか助けて下さい。本当に助けて下さい。
 社民党がのがんばりを心から期待し、わたしは、先頭に立って闘うと申し上げ、党大会でのわたしの挨拶といたします

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