福島みずほのどきどき日記

4月18日予算委員会質疑議事録


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 福島みずほ君
 北朝鮮が多くの国の中止要請を拒否して発射したことは極めて遺憾です。また、政府がその発射を確認することができず、国民への発表が遅くなったことについても大変問題だと思います。特に、PAC3を配備された沖縄ではJアラートが鳴らず、発射の知らせもありませんでした。これは問題です。迎撃ミサイルの有効性や実効性についても、今後きちんと検証されるべきだと考えます。
 総理は訪米されると聞いておりますが、TPPについては国民に何も説明はされておりません。
アメリカに対し何も約束できないというふうに思いますが、いかがですか。

 内閣総理大臣(野田佳彦君)
 今、TPPについては交渉参加に向けて協議をしているという状況の中で、何か具体的に今何かを言及するとかということはまだ決めていません。

 福島みずほ君
 だとすれば、今協議中で国民への説明もないわけですから、オバマ大統領と会ったときに、TPPについて何か約束をされるということはないと明言してください。

 内閣総理大臣(野田佳彦君)
 今協議の状況を見守っているところでございますので、現時点で何か、どういう言及をするかということは決めておりません。

 福島みずほ君
 現時点で言及できない、もし言及することであれば、国会と国民に説明を事前にすべきだ、よろしいですね。

 内閣総理大臣(野田佳彦君)
 過程については、プロセスについては御説明していくということは、これはずっとお約束をしてきております。入ってきた情報については、皆様に御説明をしながら御理解を得ていくというのが基本でございます。基本的な姿勢はこれからも変わりません。
 
 福島みずほ君
 まだ何も説明を聞いておりません。 
 では、国会と国民に説明することなくアメリカと約束をしない、よろしいですね。

 内閣総理大臣(野田佳彦君)
 基本的には外交交渉でございますので、政府の判断はあると思います。かといって、国民の理解が進んでいないとか、きちっと国会の中で審議はしていないという状況の中で何でもかんでも進めるということではないというふうに思っております。

 福島みずほ君
 外国で発表されたことを私たち国民、国会議員があっと驚くということはたくさんありましたから、そんなことがないように、私たちもきちっと、ないと今おっしゃっていただいたと思いますので、TPPについて何も約束されないというふうに確信をしております。
 次に、四月二日、この参議院の予算委員会で枝野経済産業大臣は、現時点では私は今再稼働には反対ですと、私の質問に対してはっきり答弁をされました。にもかかわらず、十三日に安全性を確認をしたということで、十四日には福井県に行き、再稼働の説明を行っています。
 何も客観的に変わっていないのに、なぜあなたの判断が変わったんですか

 国務大臣(枝野幸男君)
 四月二日の福島委員に対する私の答弁がいろいろな意味で物議を醸していること、大変遺憾に思っていますし、不徳に、不徳に、ところでございます。
 いろいろな意味で、政治家の発言ですから、ある部分だけ取り上げられて、それで評価を受けるということ、そのことも当然踏まえた上で様々な発言をしなければいけないと思いますので、そういった意味で、様々な受け止められ方をされていることについては私の不徳の致すところだと思っております。
 ただ、福島委員とは直接議論、やり取りいたしました。あのときの議論で何を議論していたのかといえば、安全性が確認されなければ再稼働はしないと。安全性については専門家の皆さんが一定の判断をしたものが私のところに来ておりましたが、それについて今精査をしていると。つまり、一般人の立場から見て理解できるものであるのかどうかを精査をしている、その今途中のプロセスなので、私自身がその時点では、本当に専門家の言っていることが、つまり保安院などの言っていることが得心できるものであるのかどうか、その時点ではまだ得心できていないし、そのときの答弁でも、今日も委員会があるけれども、この後の委員会後にも更に専門家の報告をしっかりと更に精査をするということを申し上げました。
 そうしたことの中で、その時点では、私自身得心できていないのに再稼働のための四大臣会合等を招集をお願いするとかあるいはステップが前に進むということはあり得ないということで、その時点で反対と申し上げましたが、それはもう委員とやり取りをしている中ですから、今のような趣旨であるということは当然委員も御理解をいただいていたというふうに思っております。
 そうしたことの中で、まさにその専門家の皆さんが報告してきたものを私自身も更に精査をいたしまして、そして再稼働に当たっての安全性の報告としては一定程度納得できるものであるという認識に至りましたので、四大臣会合を開くことを呼びかけたものでございます。

 福島みずほ君
 この参議院の予算委員会の発言が遺憾だというのは分からないですよ。
そして、枝野さん、その時点で精査をした段階で、途中でもいいですよ、私は原発の再稼働に現時点で反対ですと言って、客観的状況は一切変わっていないのになぜ福井県に行って要請できるんですか。

 国務大臣(枝野幸男君)
 客観的状況は変わっています。その時点では、私自身がその保安院等からの報告について十分に理解、納得しておりませんでした。その後、更に私自身の持っている疑問点等を説明をさせたところ、一定程度の納得が得られたということで、私、それは状況は変わっているというふうに思います。

 福島みずほ君
 何言っているかさっぱり分からないですよ。おかしいじゃないですか。
だって、途中で、精査の途中だったら、今の時点では判断できません、それなら分かりますよ。でも、あなたははっきりこの予算委員会で現時点で原発再稼働に反対ですと言ったんですよ。反対ですと言ったんですよ。経産省、財務省、電力会社、経済界、あるいは仙谷先生から圧力でもあったんですか。おかしいじゃないですか。
 では、この四閣僚会議におけるどんな議論があったのか、これは重要な判断ですから、議事要旨ではなくて議事録を今すぐ公開すべきだと考えますが、総理、議事録を出してくださいますね。

 委員長(石井一君)枝野担当大臣。

 福島みずほ君
 いや、枝野さんは結構です。じゃ、出してくださいますか

 国務大臣(枝野幸男君)
 あのときの議論でも申し上げましたけれども、原子力発電所については安全性が確認されていないものについては再稼働すべきでない、私は強く思っています。したがって、安全性を自分自身でも得心できていない段階では、たとえどなたが再稼働すべきだと言っても反対である、その状況全く変わっていません。
 そして、あのときは、私自身、大飯の二つの発電所についても私自身得心していませんでしたから、反対だということを申し上げました。
 今後ももしほかの原発について同じような状況があれば、少なくとも私自身が賛成するためには私自身が安全性について一定程度納得することが前提でありますので、ほかの原子力発電所については全て今の時点では反対です。まさにそれぞれ専門家の分析を納得できるかどうかということに懸かります。

 それから、議事録の話についてでございますが、これは公文書管理法が直接適用になる会議であるのかどうかは私のところでは判断できませんが、少なくとも公文書管理法の趣旨を踏まえて、意思決定のプロセスが明確になるような会議の記録を作るということで、そうした趣旨で議事要旨を直ちに作りまして、公表を順次しています。それ以上の議事録は取っておりません。

 福島みずほ君
 駄目ですよ。だって、今の答弁でも本当におかしいですよ、国会軽視ですよ。ここであなたは再稼働に反対ですと言ったのに、それからすぐさまあのインチキ暫定基準、将来こうやることでなぜそれでゴーサイン、福井県まで行けるんですか。総理、議事録はきちっと出すべきですよ。四閣僚会議でどんな議論があったのか、出すべきです。
 昨日、私は滋賀県と京都府に行き、副知事と話をしました。昨日、京都府と滋賀県の知事は、総理大臣と経産大臣あて七項目の提言を発表しております。事故原因の徹底究明が必要であり、事故調査委員会の最終報告を待つべきだ、免震事務棟、防波堤などの対策の担保、保安院ではなく原子力規制庁などのきちっとした意見、徹底的な情報公開など、当然の極めて重要な指摘がされています。
 この七つの提言の実行なく再稼働はないということで、総理、よろしいですね。

 内閣総理大臣(野田佳彦君)
 京都府、滋賀県から大飯発電所三、四号の再起動についての、これは説明はこれからどんどんやっていきたいと思いますが、七つの提言が出てまいりました。この中には電力需給に関する第三者委員会による検証であるとか、情報公開とか、東電福島原発事故被害者の徹底救済など重要な指摘を受けているところでありますので、政府としては基本的にはこれしっかり取り組んでいきたいというふうに考えております。

 福島みずほ君
 分かりました。この七つの提言についてしっかり取り組むということであれば、この地元ですよね、地元中の地元、滋賀とそれから京都府知事のこの連名の七提言は、今の説明で、しっかり取り組んでいきたい、この提言、原発再稼働についてですよね。今、総理はしっかり取り組んでいきますということなので、この提言をしっかり、実行なくして再稼働ないということでよろしいですね。総理。

 内閣総理大臣(野田佳彦君)
 御指摘いただいている重要な指摘のところはこれはしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。
再稼働については、これはあくまで基本的にはいわゆる立地自治体含めて一定の御理解をいただけるかどうか、そういう判断でさせていただきたいと思います。

 福島みずほ君
 滋賀も京都も被害立地県です。
 枝野大臣は、滋賀も京都も地元だとおっしゃいました。日本全国、地元だとおっしゃいました。地元の……(発言する者あり)おっしゃいました、おっしゃいました、言いました。総理は今、立地県の、重要だということでしたので、これが履行されるまで、履行されるまで原発再稼働はできない趣旨だと思っております。その立場で社民党も追及をしてまいります。
 以上です

 委員長(石井一君)
 以上で福島みずほさん、社会民主党・護憲連合の質疑は終了いたしました。(拍手)

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