福島みずほのどきどき日記

大飯原発の破砕帯再調査を官邸に申し入れ

 7月12日(木)
 大飯原発の破砕帯について、至急調査をするよう超党派の議員で申入れを行ないました。
 鳩山元総理など108人の議員の署名を含め、斎藤副官房長官に要望書を提出しました。
官邸で齋藤勁・内閣官房副長官に申し入れ

 申し入れ文書は追記にありますので、ご覧になります。

 総理大臣 野田佳彦様
 経済産業大臣 枝野幸男様
                                   2012年7月12日
       大飯原発敷地内の破砕帯(断層)の早急な調査を求める緊急要望書

 大飯原発敷地内のF6破砕帯(断層)について、複数の専門家が、活断層である可能性を指摘しています。この破砕帯が活断層であれば、たとえ地震による「揺れ」は小さくとも、地盤の「ずれ」により原子力施設に重大な影響を及ぼす恐れがあります。

 原子力安全・保安院は、渡辺満久・東洋大教授などが活断層の可能性を示唆するものとしているトレンチ北側面図を、2010年に行われた大飯原発の耐震バックチェックの審議会(合同ワーキンググループCサブグループ)において、委員に提示していませんでした。専門家の審議を経ずに、保安院内部で活断層ではないと決めつけていたのです。

 活断層である可能性の指摘について、保安院は「新しい知見ではない」と繰り返し述べています。しかし問題となっているのは、知見に対する評価が誤っていた可能性があるということです。敦賀原発では、渡辺教授らは4年前から破砕帯が活断層である可能性を指摘し続け、保安院は最近になって再調査を実施し、今年になって活断層の疑いを認めました。この例からも、過去の保安院の評価を絶対視することはできません。

 F6破砕帯は非常用取水路を横切っています。関西電力はこれがSクラスの重要構造物だとしています。もし地盤の「ずれ」によりこれが破損すれば、緊急時の冷却機能に支障をきたすおそれが出てきます。原子力安全委員会の「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き」によれば、重要な施設(Sクラス)は活断層の上に設置することはできません。事は原発の安全に関わる問題です。再稼働よりも何よりも優先して対処すべき問題です。

 保安院は7月3日の地震・津波に関する意見聴取会で、大飯原発を審議すると予告しておきながら、写真やトレンチ原図などの資料がそろわないことを理由に審議を先送りしました。資料がそろわないのであればなおさら、再調査が必要です。
 活断層か否かを調査するためには、トレンチ掘削調査が必要ですが、専門家は、1週間程度で可能だと指摘しており、現地の観察により調査可能な3箇所も特定しています。

 以上により、私たちは大飯原発の敷地内の破砕帯(断層)について、予備費を支出し、早急にトレンチ掘削調査を行うことを要望します。
 
 この要望書の提出にあたり「呼びかけ」ならびに「賛同」された議員の方々です

 <呼びかけ議員>(五十音順、39議員)
相原史乃、阿部知子、網屋信介、市田忠義、石田三示、生方幸夫、大河原雅子、太田和美、小野次郎、柿澤未途、笠井亮、加藤修一、紙智子、川田龍平、櫛渕万里、河野太郎、重野安正、瑞慶覧長敏、平智之、高橋千鶴子、武内則男、谷岡郁子、玉置公良、中後淳、辻恵、ツルネン・マルテイ、照屋寛徳、服部良一、橋本べん、初鹿明博、鳩山由紀夫、平山誠、福島みずほ、松木けんこう、三宅雪子、山崎誠、山下芳生、横峯良郎、吉田忠智


 <賛同議員>(五十音順、69議員)
 赤嶺政賢、有田芳生、泉健太、糸数慶子、井上哲士、江崎孝、江田けんじ、大谷啓、大山昌宏、岡本英子、小熊慎司、川内博史、川島智太郎、木内孝胤、菊池長右エ門、城内実、黒田雄、小泉俊明、古賀たかあき、穀田恵二、小宮山泰子、近藤昭一、今野東、斎藤やすのり、斉藤進、坂口岳洋、佐々木憲昭、佐藤夕子、志位和夫、塩川鉄也、篠原孝、杉本かずみ、首藤信彦、外山斎、大門実紀史、たしろかおる、田中眞紀子、玉城デニー、田村智子、道休誠一郎、徳永エリ、豊田潤多郎、中川治、中島政希、中島隆利、長島一由、中津川博郷、中西健治、那谷屋正義、姫井由美子、福島伸享、舟山康江、本村賢太郎、牧義夫、又市征治、皆吉稲生、宮崎岳志、宮本岳志、三輪信昭、村上史好、山内徳信、山口和之、山田正彦、吉泉秀男、米長晴信、若井康彦、渡辺義彦、渡辺喜美、渡辺浩一郎

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