福島みずほのどきどき日記

非戦・脱原発の政治勢力集結を!

 8月15日(水)
 千鳥ヶ淵での戦没者追悼式に出席し、追悼の気持ちを表明し、平和を守ることを誓いました。
千鳥ヶ淵戦没者追悼式で
(画像をクリックするとYouTube動画を見ることができます。)

第二次世界大戦が終結して67年目を迎えるにあたり、戦争の惨禍によって斃れ、傷つき、苦しんだすべての犠牲者に哀悼の意をささげます。戦闘に倒れ今なお帰ってこない遺骨、空襲によって傷つけられた人々、原爆に苦しみ、今なお原爆認定訴訟を闘わなければならない人々、遺棄化学兵器のために傷ついた人、残留孤児や残留婦人の言い表せない辛さ、アジア近隣諸国民に与えた多大な苦痛と損害など、戦禍の深い傷は67年経た今もなお、消えることはありません。
 社民党は、戦争という残酷な過ちを二度と繰り返さないよう願う人々と共に、多くの犠牲を払って獲得した平和憲法を堅持し、世界中に拡げていくことを誓います。

 東日本大震災と東電福島原発事故が起きて、既に1年5カ月が過ぎました。しかし、復興は遅々として進んでいません。福島原発事故によって、合計約15万人が避難区域から避難し、福島県内の1,800平方キロメートルもの広大な土地が、年間5マイクロシーベルトv以上の積算線量をもたらす土地となったと国会事故調査委員会は報告をしています。被災者の皆さんは、事故から1年以上たっても全く先が見えない状態に置かれています。

 先日亡くなった評論家の吉武輝子さんは、「戦争も原発事故も後始末ができない。後始末ができないことはやるべきではない。」と言いました。その通りです。毎年8月15日、ここ千鳥ヶ淵で追悼を行うたびに戦争の被害に思いをはせ、2度と戦争をしないことを多くの皆さんたちと心に刻みます。そして、去年の3月11日以降は、2度と原発事故を起こさないために脱原発を実現し、再稼働を許さないことを誓うことにもなりました。

 政府は、まだ原発ゼロを決意せず、大飯原発を再稼働し、原子力規制委員会の人事案は、原子力村の人たちで占められ、原発推進の中身であり、また原発輸出すらしようとしています。命が大事という人たちと力をあわせ、何としても脱原発を日本で実現していく決意です。

 さらに、衆議院と参議院の両方で、憲法審査会が動いています。憲法改正のための発議がなされる危険性は十分あります。また、政府は、相変わらず、沖縄の辺野古沖に基地をつくることに固執し、さらに危険なオスプレイの配備と低空飛行訓練をしようとしています。武器輸出3原則は緩和され、国家戦略会議フロンティア分科会では集団的自衛権の行使の検討をすら提言する状態です。

 政治不信の中、憲法改正を謳う維新の会にも強い危機感を感じています。自民党と民主党が手を組めば、憲法改正が可能です。

 今こそ平和を愛する多くの人たちと手を結び、戦争をしない政治勢力、脱原発の政治勢力をしっかりつくっていきたいと考えています。

 戦争犠牲者の皆さん、そんな私たちの努力や試みをどうか見守っていてい下さい。皆さんに見守られ、私たちはみんなで力をあわせて実現していくとお誓い申し上げ、私の心からの追悼と決意といたします。

                                2012年8月15日 社民党党首 福島みずほ

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