福島みずほのどきどき日記

6月25日の予算委員会議事録

福島みずほ
 社民党の福島みずほです。
 若干重複するところはありますが、簡潔に社民党の見解を述べたいと思います。
 本日、与党が出席をしておりません。そして、総理大臣、閣僚、国務大臣の皆さんも出席をしていません。こんな国会があるでしょうか。私たち予算委員会は、きちっと委員長の下、手続を経て、正当に積み上げてやってきました。こんな国会が本当にあるでしょうか。総理大臣と国務大臣はなぜ出席をしないんでしょうか。
 まず第一に、予算委員会を開く必要は十分あります。この参議院は、三十日ルールに従って予算が成立することもあり、予算の審議の中での集中審議がとても不足をいたしました。ですから、私たち予算委員会としては、予算委員会を開くべきだということ、それを与党とのある程度の合意形成の上で今日まで積み上げてまいりました。
 総理は、海外でのG8を始め、たくさんの課題、国際会議に出、骨太方針などを発表し、様々な事件があり、まさにこの予算委員会でそのことを総理に対して質問をしたかったですし、たくさんの課題があります。予算委員会の開催の必要性は甚大なものでした。参議院選挙の前にやるべきなんです。
 第二に、手続上の問題は何もありません。国会法にのっとって野党が開催要求し、委員長はとても丁寧に何度も与党に働きかけ、理事会、理事懇談会でこのことを話してまいりました。先週金曜日、与党の理事たちが出席の下で委員長が開催を決め、そして私たちは三時までに質問通告を無事終了をいたしました。手続上、何も問題はありません。
 そして第三に、今日のこの事態が憲法違反だということです。憲法六十三条は、内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一つに議席を有すると有しないとにかかわらず、いつでも議案について発言するため議院に出席することができる、また、答弁又は説明のため出席を求められたときは出席しなければならないとしています。
 国会は、憲法四十一条にのっとって国権の最高機関です。国会はなぜ最高機関なのか。主権者である国民によって選ばれた議員がいて、そこに内閣は出席を求められれば出席をし、説明をし、論争しなければならない。それをなぜこの内閣は、憲法違反、憲法を踏みにじり、やろうとするんでしょうか。これはまさに立憲主義を明確に破壊をするものです。思えば、この内閣は、自分たちでルールを踏みにじる、あるいは九十六条の改正に端的に表れておりますが、合わないルールは自分たちで変える、そういう性格を持った内閣なのでしょうか。本日出席しない与党の皆さんに強く抗議をしたいと思います。
 しかし、それ以上に私たちが抗議すべきはやはり内閣だと思います。これは与党対野党の話ではないんです。国会対内閣の話であって、内閣が国権の最高機関たる国会をこれほどまでに踏みにじることができるのかという話なんです。だから、私たちは、国民主権、国民の立場でこの国会への出席をボイコットする内閣に対して強く抗議をしたい、そう思っております。
 議長の不信任は、先ほども出ておりますが、この予算委員会をボイコットするための手段でしかありません。そんなに議長に問題があるというのであれば、なぜ昨日、なぜ今日、議長の不信任案の議論を本会議でなさらないんですか。単に、この予算委員会に総理が出てきたくない、総理が論戦に応じたくない、参議院選挙までに、嫌だ、野党の質問に応じたくない、そんな憶病な気持ちから国会を冒涜しているだけの話ではないでしょうか。このことについて強く抗議をしたいと思います。
 私自身も、原発再稼働・輸出、アベノミクス批判、社会保障の削減、雇用の削減、日本国憲法等について総理とこの国会において論戦をしたいというふうに考えております。
 社民党は、憲法を踏みにじる、六十三条を明確に踏みにじるこの内閣は問責に値すると考えております。先ほど谷岡さんからもありましたが、立憲主義があのとき、あの国会で見事に踏みにじられたということが絶対にあってはなりません。この内閣は問責に値する、そのことを野党一致団結して国民の皆さんの立場で突き付けていきたい、そして何としても予算委員会での議論を切望するものであります。
 以上で終わります。

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