福島みずほのどきどき日記

国家安全保障特別委員会で日本版NSC法案に反対しました

11月25日(月)午後6時から、参議院国家安全保障特別委員会で、日本版NSC設置法案が採決されました。残念ながら可決されてしまいましたが、この法案は、今後安倍政権が戦争へと突き進むための一連の法整備の大きな基礎となるものです。きっぱりと反対討論を行いました。

「安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案」反対討論

社会民主党・護憲連合 
福島 みずほ  

 社会民主党の福島みずほです。
 社会民主党を代表して、内閣提出「安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案」に対し、反対の立場から討論を行ないます。

 本法案は、現行の安全保障会議を改組して、米国のNSCをまねたいわゆる「日本版NSC」を設け、首相官邸の外交・安全保障に関する司令塔機能を強化しようというものです。

 まず第1に、権力の集中の問題です。
 西山参考人はこう言いました。「やっぱり内閣の権限を一極集中化させようと」「権力の集中一元化をやればやるほど秘密の保全というのは進行するんですよ。そういう悪循環を断ち切らなければいけない」「日米体制というものをこの際、一挙に聖域化して、これによって日本の国家の安全保障体系をもう不動のものにするという意思もあります」と。
 その通りだと思います。日米体制、とりわけ軍事強化のための聖域化としてNSCを作るということに反対です。
 我が国の根本概念である平和主義、世界で戦争をしないということに反します。

第2に、情報操作とコントロールの危険です。
西山参考人は、「日本の協力は絶対要るという視点から、(アメリカは)情報を出したり引っ込めたりするというおそれがある」「この国家安全保障会議というものを舞台にして、この日米の軍事力の共同体化というものが、一層促進されていくという。そうすると、日本の主体性が果たして本当に発揮できるかどうか、という非常に重大な問題が出てきます」
これはその通りです。イラク戦争のとき、日本はアメリカのイラクに大量破壊兵器があるという虚偽の情報を元に、イラク戦争を即支持し、自衛隊をイラクへ派遣しました。誤った情報にのせられ、誤った戦争に加担したことは重大です。NSCが設置されれば、アメリカの情報操作とコントロールの危機はより増幅されていくと考えます。

第3に、安倍内閣は、アメリカと情報を共有して、安全保障で一元化した主体を作り、秘密保護法を作って国民に対しては情報を出さず、国家安全保障基本法を作って、戦争の手続き法を作ろうとしています。
 新NSC法案、秘密保護法案、国家安全保障基本法案は三位一体で戦争をするための法律です。集団的自衛権の行使を入れれば4つで、戦争をするための法制度となります。これらには、断固反対していかなければなりません。

 以上で、社民党の反対討論といたします。

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