福島みずほのどきどき日記

2月6日の参議院予算委員会での質疑

昨日の参議院予算に員会における安倍総理への質疑です。集団的自衛権の行使について、憲法解釈をなし崩しに変更することは、絶対に許されません。これから、たくさんの人々といっしょに手をつないで闘っていきます。

参議院予算委員会(2014年02月06日)(速報)

○福島みずほ:社民党の福島みずほです。
 内閣法制局、日本国憲法下で集団的自衛権の行使は違憲で許されないということでよろしいですね。
○政府参考人(横畠裕介):お答えいたします。
 集団的自衛権の問題につきましては、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会において検討が行われております。政府としては、懇談会からの報告書が提出された後に対応を検討することとなっていると承知しているところであり、現時点において当局として意見を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。
○福島みずほ 現状でどうですか。去年五月十四日、ここで質問したときに違憲であり許されないと答えたのを変えるんですか。どう考えるか、答えてください。
○政府参考人(横畠裕介):繰り返しで恐縮でございますけれども、現時点で当局として意見を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。
○福島みずほ:答えてください。日本国憲法下で許されないって今まで答弁し続けてきたでしょう。それを変えるんですか。現時点でどうか、答えてください。検討は検討でしょう。
○委員長(山崎力):もう一度で恐縮ですが、横畠内閣法制次長。
○政府参考人(横畠裕介):まさに現在、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会におきましてその内容が検討されておるところでございます。政府としては、その懇談会からの報告書が提出された後に対応を検討するということになっております。現時点で当局として意見を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。(発言する者あり)
○委員長(山崎力):速記を止めてください。
   〔速記中止〕
○委員長(山崎力):速記を起こしてください。
○福島みずほ:従来、内閣法制局はどう答弁してきましたか。
○政府参考人(横畠裕介):集団的自衛権の問題に関する検討につきましては先ほど来お答えしたとおりでございますけれども、その上であえて従来からの解釈を申し上げます。
 平成十六年六月八日の島聡衆議院議員に対する政府答弁書でもお答えしたとおりでございますけれども、憲法第九条の文言は、我が国として国際関係において実力の行使を行うことを一切禁じているように見えるが、政府としては、憲法前文で確認している日本国民の平和的生存権や憲法第十三条が生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利を国政上尊重すべきこととしている趣旨を踏まえて考えると、憲法九条は、外部からの武力攻撃によって国民の生命や身体が危険にさらされるような場合にこれを排除するために必要最小限度の範囲で実力を行使することまでは禁じていないと解している。
 これに対し、集団的自衛権とは、国際法上、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止することが正当化される権利と解されており、これは、我が国に対する武力攻撃に対処するものではなく、他国に加えられた武力攻撃を実力をもって阻止することを内容とするものであるので、国民の生命等が危険に直面している状況下で実力を行使する場合とは異なり、憲法の中に我が国として実力を行使することが許されるとする根拠を見出し難く、政府としては、その行使は憲法上許されないと解してきたところであるということでございます。
○福島みずほ:総理、それでいいですね。
○内閣総理大臣(安倍晋三):もう何回も何回も何回も何回も答弁しているとおりであります。(発言する者あり)
○委員長(山崎力):速記を止めてください。
   〔速記中止〕
○委員長(山崎力):速記を起こしてください。
○内閣総理大臣(安倍晋三):今、福島委員が机をたたきながら、それでいいんですかと言われましたから、今まで何回も我々は答弁をしているわけでありますし、法制局長官が答弁をしているんですから、それが政府の見解でありますし、それを何回もそれは答弁しているわけですよ。ですから、何回も答弁をしているというのは事実に反しないと思いますよ。
○福島みずほ:集団的自衛権の行使は日本国憲法に違反してできないというふうに総理が答弁したということで確認したいと思います。
 自民党政権は……(発言する者あり)そうでしょう。(発言する者あり)
○委員長(山崎力):福島みずほ君。
○福島みずほ:集団的自衛権の行使は憲法上許されないという内閣法制局の見解を、総理はそのとおりだとおっしゃいました。歴代の自民党政権は一貫して集団的自衛権の行使を否定をしております。これを変えるのであれば、政府の憲法解釈ひいては憲法規範そのものに対する国民の信頼が損なわれかねないとはっきり言っています。
 総理、これでよろしいですね。(発言する者あり)
○委員長(山崎力):速記止めてください。
   〔速記中止〕
○委員長(山崎力):速記を起こしてください。
 では、福島みずほ君。──ちょっとお待ちください。
 じゃ、速記止めて。
   〔速記中止〕
○委員長(山崎力):じゃ、速記を起こしてください。
○福島みずほ:二〇〇五年十一月四日付けの答弁書で、政府によって、憲法解釈を便宜的、意図的に変更するようなことをするとすれば、政府の憲法解釈ひいては憲法規範そのものに対する国民の信頼が損なわれかねないと考えられるところであると答弁していますが、このとおりでよろしいですね。政府の答弁書です。
○委員長(山崎力):政府の答弁書だそうです。
 総理、この質問通告はありましたですか。ありませんか。
○内閣総理大臣(安倍晋三):質問通告はございませんので、それは確認してみなければ分かりません。
○福島みずほ:一九八三年二月二十二日、衆議院予算委員会で、こう答弁があります。内閣法制局長官、「集団的自衛権の行使を憲法上認めたいという考え方があり、それを明確にしたいということであれば、憲法改正という手段を当然とらざるを得ないと思います。したがって、そういう手段をとらない限りできないということになると思います。」。これはアソウシンタロウ外務大臣も、そのとおりですと答えています。(発言する者あり)アソウ、違う違う違う。ごめん。安倍晋太郎外務大臣も、そう答えています。憲法を改正しなければ集団的自衛権の行使はできないと答弁しているんですが、それを維持されますね。
○内閣総理大臣(安倍晋三):ただいま、まさに集団的自衛権の行使とともに集団安全保障における海外への武器輸出等に関わる具体的な対応について安保法制懇で今協議しているわけでありまして、国際情勢が変化している中において検討を重ねているところでございます。
○福島みずほ:国際情勢が変更しているかもしれませんが、日本国憲法は変わっていません。日本国憲法下でなぜできるんですか。
○委員長(山崎力):せっかくですから、総理、一言だけ何か。(発言する者あり)
 ちょっと速記止めてください。
   〔速記中止〕
○委員長(山崎力):速記を起こしてください。
 ただいまの福島みずほ君からの質疑に対して、その質問の中身がどういうところかというのが分からない時点で時間が来てしまったという状況と把握いたしました。
 ということで、恐らく質疑の中身から見れば、私の理解するところでは、今の状況の中では集団的自衛権の行使は現行の憲法解釈では違反しているということでいいのかという中身を聞かれたんではないかと。改正しなければできないという意味でいえばということではないかというふうに理解したんですが、違いますか。(発言する者あり)
 ですから、その質問の中身については、時間が来ている状況から、次の機会もあると思いますので、そして総理もその質問の中身は理解されたと思いますので、回答は次回に譲るということで、福島君の質疑は終了させていただきます。(拍手)
○福島みずほ:解釈改憲ではできないということを言って、終わります。

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