福島みずほのどきどき日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

2月7日の参議院予算委員会での安倍総理への質問

先週の2月7日(金)、参議院予算委員会で安倍総理に対して質問しました。安倍政権は派遣労働をさらに規制緩和し、社会保障の切り捨てを強行しようとしています。政府案では、派遣元の雇用契約が無期ならば派遣先で一生派遣のままでも我慢しなければなりません。一方、要支援の中の訪問介護(ホームヘルプ・サービス)と通所介護(デイサービズ)が、介護保険給付から除外するという内容です。以下に、質疑の速報を掲載しましたので、ご覧ください。



参議院予算委員会2014年02月07日(速報)

○福島みずほ:社民党の福島みずほです。
 昨日、集団的自衛権の行使について御質問をいたしました。内閣法制局と総理から、集団的自衛権の行使は憲法違反であるという旨答弁をしていただきました。違憲なもの、憲法違反のものが合憲になることはありません。日本国憲法下で明文改憲をせずに集団的自衛権の行使を認めることはできない、そのことを強く冒頭確認として申し上げます。
 今日は、雇用と介護についてお聞きをいたします。
 雇用についてですが、小泉構造改革で製造業も派遣を可能とし労働法制の規制緩和を行い、派遣村があり、派遣切りがあり、国会は労働法制の規制強化に向かってきました。やはり正社員を増やそう、労働契約法や派遣法の改正、正社員を増やす方向で、労働法制を規制する方向でやろうということでやってきました。しかし、今国会上程が予定されている派遣法は明確に労働法制の規制緩和であり、これでは派遣労働者が増えるというふうに考えています。
 ちょっと見てください。(資料提示)
 現行では、三年を過ぎれば派遣先で正社員になるという申入れができます。しかし、今度の変更では、派遣元で無期雇用であれば一生派遣のまま、三十年、四十年、ある会社に派遣として働き続ける、あるいは三年ごとに人を替えれば派遣労働者を使い続けることができる。三年というものの上限が撤廃をされるわけです。
 これでは派遣労働者が増えてしまう、派遣労働者の増大になると思いますが、総理、いかがですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三):現在、これはまだ法案は提出をしておりません。この法案につきましては、今与党で審議をしていただいている最中でございますが。
 この検討中の労働者派遣法の改正については、労働者派遣事業を全て許可制としまして質の向上を図るとともに、派遣期間の設定について労使双方に分かりやすい仕組みといたします。そして、派遣労働者のキャリアアップを促進することを目指すものであります。つまり、派遣労働者の皆さんにとって、さらに正規労働者になっていく、あるいは自分のキャリアをアップしていくと、そういうものを目指すものであります。
 派遣期間の設定を見直していくことによって、まず、これまで期間制限がなかった二十六業種については新たに三年という上限ができるわけでありまして、しかし、期間が満了した場合、正社員になったり、そして別の会社で派遣を続けること等ができるように派遣会社が雇用の安定化措置を講ずることを新たに義務付けております。
 そしてまた、二十六業種以外についてもちょっとお話をさせていただきますが、二十六業種以外については、これまでは業種ごとに三年という上限があったため、例えば、ある部署で派遣社員が例えば二年で辞めた場合は、後任は残り一年しか働けなかったんですね。三年という上限がありますから、自分の前に働いていた人が二年働いた場合は、残りの人は残りの残存期間の一年しか働けないという問題がありました。しかし、上限設定を業務単位から個人単位に見直すことによって、三年までは続けて働くことができることになります。
 また、期間が満了した場合、正社員になったり別の会社で派遣を続けることができるように、先ほど申し上げましたように、派遣会社が雇用の安定化措置を講ずることをこれは新たに義務として課すわけでありまして、これも大きな違いと言ってもいいと思いますね。
 このように、今回は派遣労働者の立場に立った見直しを行うこととしておりまして、三年を超えて働く派遣労働者の正社員化の道が閉ざされる、あるいは一生派遣で働く労働者が増大するという御指摘は当たらないと思います。
 安倍内閣においては、成熟産業から成長産業への失業なき労働移動と多様な働き方を実現することによって、活力ある日本経済を取り戻すとともに、企業収益がこれは雇用拡大そして賃金上昇につながっていくという経済の好循環を目指しているわけでありまして、今回の労働者派遣制度の見直しもこのような方向に沿ったものであります。
 また、一般に非正規雇用については正規雇用に比べて賃金が低いなどの課題があります。ですから、非正規から正規へのキャリアアップ、先ほど申し上げましたね、このキャリアアップを支援することを行うことによって非正規の方々の雇用の安定や処遇の改善を進めていく考えであります。

○福島みずほ:今回の改正案は派遣会社が要望していたことをほぼ認めています。総理がそうおっしゃるんだったら、なぜ労働者団体や働く人や派遣ネットの人や様々な人がこれでは駄目だと大抗議をしているんでしょうか。
 もう一度見てください。
 これは、今までだったら、ようやく最近の改正で、三年を過ぎれば派遣先に申し入れて正社員になれた。しかし、これからは派遣元で無期雇用なら一生派遣のままなんですよ。だから、Aというところで三年働く、Bというところで働く。三年ごとに人を替えれば、ずっとある会社は派遣労働者を使い続けることができる。どこに正社員の道があるんですか。
 派遣労働者は増えますよ。現在、去年の年末の非正規労働者数は千九百六十五万人、女性は千三百三十七万人で、いずれも過去最高となりました。今、資料をお配りしていますが、新卒で働く人の四割は非正規雇用です。女性は今、五五・八%が非正規労働者。総理は女性を活用するとおっしゃるけれども、これから事務職、女性はほとんど派遣か有期契約になってしまいます。今度の派遣労働者の改悪は許せないと。今まで正社員化、規制をしようとするのが、ちゃぶ台返しで自民党政権はもう一回雇用を壊そうとしている。こんな改悪は許せないということを強く申し上げます。
 次に、介護についてお聞きをいたします。
 介護の今回の改正で、要支援認定者、訪問介護、ホームヘルプサービスと通所介護、デイサービス合わせて三百十万人、介護保険給付から外すということが言われています。私は、父も介護保険のお世話になり、そして母も現在通所介護、デイサービス、それからショートステイに大変お世話になっています。とても感謝をしています。そんな人、多いと思います。これが介護保険給付から外して市町村事業に移すと。その理由は、自治体に押し付けて予防給付の費用抑制を狙うと。厚生労働省が、お手元に配ってある資料にあるように、費用がその分減ると言っています。
 でも、自治体で、財政力のない自治体でやれるでしょうか。また、これはボランティアやNPOにやらせると言っていますが、本当に通所あるいは訪問介護がそのボランティアやいろんなことでできるとは思いません。介護労働者の労働条件の悪化にもなります。
 これ、介護保険の崩壊じゃないですか、あるいは保険詐欺と言いたいですよ。だって、みんなは、デイサービスやそれから通所サービス、保険給付から受けられると思って今納めているわけじゃないですか。これを今度の国会で変えてしまう、これは保険金詐欺のようなものだ、あるいは介護保険のもう破壊だと思いますが、いかがですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三):介護保険制度を、これは自民党がつくったわけでございますが、当時の与党がつくったわけでございますが、当時も様々な批判もいただきましたし、これは多くの様々な困難があったわけでございます。
 しかし、現在、言わばそういう中において、いよいよ団塊の世代がこの介護保険の給付を受ける側に回るわけでございまして、こうした保険制度というのは、常にこれは負担をする人がいて初めて給付が可能になるわけでありまして、給付と負担、これは裏表になっているということも念頭に置きながら制度を常に設計をしていく必要があるんだろうと、このように思うわけでございます。
 この法律もまだ提出をしておりませんが、今国会に提出予定の介護保険法改正案は、消費税の増収分を活用して、在宅でサービスが行われる環境を充実することによって住み慣れた地域での暮らしを継続できるようにするとともに、所得の低い方々の保険料の軽減を行う、所得の低い方々の保険料の軽減も行うんです。
 と同時に、受益と負担の均衡を図りながら制度の持続可能性を高めることを目指したものでありまして、要支援者の方々の給付については、地域の実情に応じて多様なサービスを柔軟かつ効率的に行うため、市町村が実施する事業へと見直すこととしております。
 この新しい事業は、従来と同様、介護保険の財源を用いて行うものでありまして、また、市町村を中心とした支え合いの体制づくりをこれまで以上に推進することになるわけでありますから、社会保障の改悪、あるいはこの介護保険を駄目にしていくものであるという御指摘は全く当たらないものと思います。

○委員長(山崎力):おまとめください。

○福島みずほ:はい。
 消費税が上がりながら、なぜ介護保険給付から要支援の中で訪問介護とそれから通所介護が切り離されるんでしょうか。こんなの、今得ている人も大変ですし、将来も駄目です。介護保険の破壊は許さない、撤回するよう強く求め、質問を終わります。

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。