福島みずほのどきどき日記

もう隷従はしないと決意せよ

5月9日(金)

「もう隷従はしないと決意せよ。するとあなたがたは自由の身だ。敵を突き飛ばせとか、振り落とせと言いたいのではない。
ただこれ以上、支えずにおけばよい。そうすればそいつがいまに、土台を奪われた巨像のごとく、みずからの重みによって崩落し、破滅するのが見られるだろう」

これは「自発的隷従論」(エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ著、西谷修監修・山上浩嗣訳、ちくま学芸文庫)の中の言葉である。
ボエシ氏は1530年生まれ1563年に亡くなった、フランスのボルドー高等法院に評定官として着任していた人の本である。この自発的隷従論は、16歳か18歳の時に書き上げたとされている。

安倍内閣の、集団的自衛権の行使容認や武器輸出3原則の見直し、TPP参加や労働者派遣法の改悪、社会保障の切り捨て、消費税の値上げ、法人税を引き下げようとしていることなど、たくさん問題があり、多くの人が問題だと感じながら、支持率がまだまだ高く、安倍政権の暴走をストップできていません。
何としても安倍政権の暴走を食い止め、とにかく集団的自衛権の行使をさせないために、憲法9条を削除させないために頑張ろうと思っています。

多くの人に何をしたらいいのかと聞かれます。主権者である国民には力がある本当に力があると私は思っています。

メールやFAXを送ったり、電話をしたり、手紙を送ったり、議員や秘書と面会して思いを訴えたり、たくさんのことができます。集会に参加できなくても、メールを送ったりすることができます。それを受け止めた人が読み、また、考え、そのような声が多いことを感じることができます。

主権者である国民はたくさんのことができる、そう思います。
秘密保護法が審議されているときに、実にたくさんの人たちが国会や国会のまわりに来てくれました。委員会の傍聴者が多いことだけでも大きなインパクトがあります。

また、国会の周辺で、様々なアピールがされると、それが議員会館や本会議場がある本館の方にも響き渡ります。
声を上げることで、それが池や海に投げられた小石のように大きな波紋を呼んでいきます。

人々には力がある。
主権者には力がある。
政治を、社会を本当に変えられると思っています。

戦争する国になるということは、私たちの子どもや孫や周りの若者が戦場に行き、殺し殺されるということです。戦争をすることを前提とした社会にこの社会は激変をしてしまいます。
その変化はじわじわかもしれませんが社会を根底から変えていきます。

今こそ正念場。
だからこそ、一人ひとりの人と多くの人と話をしたい、話をしなければならないと思っています。
あなたが、隣の人に、周りの人に、ぜひ話しかけてください。話をしてみて下さい。話をし始め
るところから始まると思っています。

そして、「もう隷従はしないと決意せよ」と言いたいです。
「自発的隷従論」の本の解説で、西谷修さんがこう書いています。
「いつもよりも圧政がはびこり、人々が隷従に甘んじているのはなぜか」
「圧政は支配者のおこぼれに預かる取り巻き連中が支え、民衆の自発的な隷従によって完成する、という浅はかな分析は、今現代の思想にも大きな影響を与えている」

圧政は支配者だけが、権力者だけが行うのではない。民衆がそれを自発的に支えるのである。
だとすれば、私たちは「私は決意しよう」と言いたい。もう隷従はしない。

安倍政権はそれによって倒れていくだろう。

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