福島みずほのどきどき日記

安保法制懇の報告書は大問題である

5月15日(木)

5月15日安保法制今が報告書を出した。とんでもないことである。自衛権の
行使の3要件は、1.自国に対する急迫不正の侵害がある事、2.この場合、これを排除するために他の適当な手段がないこと、3.必要最小限度の実力の行使にとどまるげきこと、と言われてきた。つまり個別的自衛権の行使も極めて限定的に認められできたのである。

憲法9条からは、他国防衛のための武力行使である集団的自衛権の行使は絶対に導く絶対に認めることができない。5月12日(月)、私は参議院の決算委員会で安保法制懇と集団的自衛権の行使について質問をした。小松内閣法制局長官も、集団的自衛権の行使は、憲法違反であると述べる。なぜそれが認められないのかという私の質問に対して、自国に対する急迫不正の侵害がないからであると答えている。
しかし、この安保法制懇の報告書は必要最小限の実力の中に集団的自衛権の行使が含まれるととんでもない結論を出している。
憲法を全く無視した、また戦後の政府自身の解釈も踏みにじったとんでもない報告書である。
つまり、安倍総理も安保法制今も、個別的自衛権と集団的自衛権はいずれも最小限の実力の中でいくらでも認められると考えているのである。

安保法制懇の北岡信一座長代理は、新聞や雑誌で憲法は最高法規ではなく、重要なのは具体的な行政法と述べています。憲法を無視してもいいのだって発言を繰り返し述べています。
政治は、権力は、憲法の枠内で行使されなければなりません。憲法と言う枠組みを離れて、政治ができるということになれば、政治は何でもできるということになります。それによって侵害されるのが1人の権利であり人々の生活です。
また、安保法制懇は何の権威も何の正当性もありません。
第1次安保法制懇も第2次安保法制懇のメンバーの中に、集団的自衛権の行使は違憲であると言う人は1人も入っていません。ほぼ同じメンバーです。たかだか総理の諮問機関にすぎず、その総理の諮問機関も、集団的自衛権の行使を解釈会見で認める人だけを集めて、偏った人たちで偏った議論をして、その報告書を出させ、その報告書が出た途端に記者会見をし、解釈改憲で集団的自衛権の行使を認めるというのが、まったくのイカサマであり、全くの茶番です。主権者である国民はこのような事を絶対に認めてはならない。

安倍総理が、国民の暮らしと命を守ると記者会見したことが全くのミスリードです。国民の命と暮らしを守るのであれば、それは個別的自衛権を認められているのであるから、それで暮らしと命を守ることができる。集団的自衛権の行使に、私が反対をするのは、日本が日本の領土や領海が侵略されていないにもかかわらず、日本の若者が政府の恣意的な判断によって、あるいはアメリカの戦争に付き合うという思惑によって、他国防衛のために武力行使をする、つまり戦争をすることになるからである。他国へ行き、日本の若者が血を流す、戦争をすることを戦後の日本の政治は、そして憲法は許してこなかった。イラク戦争ですらイラク特措法を作ったものの、自衛隊は海外で武力行使を直接しなかった。それを踏み越えて、集団的自衛権の行使をしようとしているのである。駆けつけ警護であっても、戦争に発展することが十分ある。戦後の政治を踏みにじる、憲法を踏みにじる、憲法9条を破壊しようとする、このような報告書と総理の記者会見は許すことはできない。
今こそ主権者である国民は、声をあげよう。私も国会の内外で本当にかんばります。

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