福島みずほのどきどき日記

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9月27日(土)リニア中央新幹線の問題について

リニア中央新幹線の問題について

7月30日と31日、リニアで40分で行くところを2日かけて辿るツアーという
現地視察を行いました。リニア中央新幹線は、強力な超電導磁石で斜体
を地上から10センチ浮上させ、最高時速500キロで走ります。
品川から名古屋まで40分、大阪までを1時間7分で結びます。品川・名古
屋間が2027年、名古屋・大阪間は、2045年に開通予定です。工費は、名
古屋までが5兆4,300億円、名古屋から大阪までが3兆6,000億円とされて
います。
リニアの神奈川県相模原市、山梨県、長野県に行き、大鹿村で様々な話を
聞き、中央構造線博物館で話を聞きました。それぞれの現地で、視察をし、
現地の皆さんと意見交換をしました。大変お世話になりました。ありがとう
ございます。
勉強会をし、議員会館の中で、市民のみなさんと、国土交通省や環境省と
行政交渉してきました。また、先日、JR東海と国土交通省とも話し合いを持
ちました。JR東海が、議員会館で行われる、市民との行政交渉には出ない、
議員本人とであれば出席をするということで、議員会館の事務所に来てもらっ
て、話し合いを持ちました。

リニアには、様々な問題や、未解決の課題があります。リニアに、賛成の人も、
反対の人も、また、あまりわからないという人も、関心がないという人も含め
て、リニアは巨大プロジェクトですから、明らかにしなければならないことが山
ほどあると考えています。そのことを、しっかりやっていきます。
ぜひご教示をよろしくお願いします。

1 、リニアは、ペイをしない
リニアは、事業として、ペイをしない。これはJR東海も、国土交通省も認めてい
る。ペイしない事業をなぜやるのか。福島東電原発事故と同様に、民間企業
が、事故を起こしたり、問題が生じた場合に、尻拭いを税金でやることになるの
ではないか。
JR東海も国土交通省も、リニアはペイしないが、JR東海には、新幹線という
事業があるので、事業体全体としてはペイするということを言う。しかし、民間
企業が、初めからペイをしない事業をやろうとすることは、理解ができない。

2、難工事であり、実現ができるのか
活断層の調査などは、掘ってみなければわからない。活断層の調査などのト
レンチ調査は、JR東海は、やっていない。掘ってみて、活断層などの問題が
生じてきたら一体どうするのか。

3、大量に発生する残土の処理について、見通しが立っていない
JR東海は、8割は見通しがついたというが、それは土地を発見をしたということ
だけであって、土地の所有者が納得したわけでも、合意が成立しているわけで
もない。南アルプスでは、稜線に残土を積み上げる。これで本当に大丈夫か。
崩落などが起きないかということが大問題である。
また、大鹿村で聞いた話。大鹿村で排出される建設残土は約300万平方メート
ルである。そのためには一日に最大で1,736台ものダンプカーが村を走る。村
の狭い道を、小学校も保育園もある道を1分に3台ものダンプカーが走ることにな
る。そのことだけでも問題である。

4、地下水の問題、水枯れ
工事をする側のデータでも、大井川は毎秒2トン減水する。毎秒2トンという事は
1分間に120トン、1時間に7200トン、1日に17万2800トン、1年間で6307万2000
トンの減水となる。これは工事をする側の試算なので、さらにもっと減水する可能
性がある。
山梨県を視察したときに、実験線によって、渇水した場所をいくつか見た。高レ
ベル廃棄物の処分を研究する地層処分センターを、北海道の幌延、岐阜県の瑞
浪で視察をした。これは、縦に掘っていくものであるが、地下水との闘いであった。
幌延も、瑞浪も、地下水が流れていて、瑞浪は、一日に800平方リットル以上の水
をくみ上げている。そして、幌延も瑞浪も、両方とも、その水を、処理して、安全基
準を満たした形で、河川に放水をしなければならない。そのための費用も高くかかっ
ていた。
つまり、地下を掘るという事は、まさに地下水との闘いである。さらに言えば、福島
東電原発も土地を掘ったということがあり、地下水との闘いとなっている。
地下を掘るという事は、地下水脈を、遮断をしたり、変えてしまうということである。
それで、渇水や、水の流れが変わるということが起きている。そこで、前述したよ
うに、山梨県では、実験線によって、すでに喝水したところが出ているのである。
リニア新幹線によって、大井川が、毎秒2トン減水するなどの被害が生じる。
それを止めるために、手当をし、防水シートを貼るというが、それでできるのだろ
うか。納得できるような説明はないと考える。

5、原発1基分の電力を消費するリニア
中央新幹線環境影響評価書のあらましによっても、2027年東京名古屋間開業時
想定で、ピーク時の消費電力は約27万キロワットであり、2045年東京大阪間開業
時想定で、ピーク時の消費電力は約74万キロワットである。これは原発1基の電力
と同じである。新幹線の3倍、電気を消費するとされている。
電力消費が多大であるリニアを動かす事は、浜岡原発を含めた原発の再稼働につ
ながるのではないか。
2011年5月14日、JR東海の葛西会長は、「原発継続しか活路はない」と題した
談話が、新聞に載った。この談話は、リニアのために原発継続といったものでは
ないが、リニアを動かすのに大量の電力を消費するということが、浜岡原発の再
稼働などにつながる危険性はある。
少なくとも、このように電力を消費するリニアは、省力化が言われている中で、未
来の輸送手段と言えるだろうか。

6、電磁波の問題

7、ウラン鉱床の問題
リニアが通る予定の岐阜県東濃地区は、日本のウラン埋蔵量の6割が集中してい
るウラン鉱床地域である。リニアはほぼ真っ直ぐにしか走れないため、もし、地下
トンネルでウラン鉱床にぶつかると避けようがない。
JR東海は、「ウラン鉱床は極力回避する」と説明するが、回避できるほど、地中の
地層は、判明していない。建設残土はどうなるのか。またウラン鉱床にぶつかった
場合は、ラドンガスが出てきてしまう。

8、希少動物などに与える影響

9、避難の問題
ほとんどトンネルという中で、避難ができるのか。
大鹿村で、ここが非難する出口になるという場所を教えてもらった。トンネルの中を、
長時間歩かなければならず、出たところも、厳冬であれば、そこからどう避難をす
るのか。エレベーターは、40人乗りだという説明をJR東海から聞いた。ただし、リ
ニアには、1,000人以上の人が乗っている。運転士がいなくて、乗務員は、3人で
ある、3人で、1000人の人たちを避難させることができるのか。そして、それは新
幹線と違って、大部分がトンネルの中である。事故が起きれば、避難することが
困難となるのではないか。

たくさんの問題点、疑問点が存在する。
国土交通省が、このリニア新幹線の計画について、近々、ゴーサインを出すので
はないかと言われている。大問題である。少なくとも、さらに多くの議論が必要で
ある。

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