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福島みずほのどきどき日記

脱原発政党として、また辺野古の暴力行為、在日米軍を許さない政党として

今日は、北海道に飛び、戻ってきて神奈川の集会に参加。

党としては、今日、二つのことを行った。
一つは、IAEA(国際原子力機関)に申し入れを送った。

また、辺野古における防衛施設庁の環境現況事前調査において、海中で非暴力によって抗議する市民の酸素ボンベを作業員が閉めるという暴力行為を起こした。
このことについて、抗議をした。

ここに、文書を掲載します。

社民党は、唯一の脱原発政党として、また辺野古の暴力行為、在日米軍を許さない政党として、がんばります。

モハメッド・エルバラダイ事務総長 様

2007年7月23日

7月16日午前10時13分に新潟で、大きな地震が発生しました。地震によって、この地域と日本海に面した柏崎刈羽原発は、深刻な被害に見舞われました。

社民党は、日本政府に対して柏崎刈羽原発の危険性について警告しつづけてきました。私たちは、当初から原発が活断層地帯の上に建てられていることを指摘してきました。専門家や活動家もまた、警鐘を鳴らしつづけてきました。

しかしながら、日本政府と東京電力は私たちの意見を強く拒否し、地震と活断層の危険性を軽く見てきました。政府の原子力政策を批判する野党や専門家にたいして、しばしば原発のデータを公開することを拒否してきました。

不幸にして、今回の地震は私たちの見解が正しかったことを示しました。原発の近隣に住んでいる人は、東京電力のコメントに不信を抱いています。原発の損傷について、速やかかつ公平に調査をすることが必要です。IAEAの調査団が日本を訪れて損傷を受けた現地に入ることを、強く歓迎いたします。私は、地震の翌日、7月17日に現地に赴きました。また、わが党のメンバーも被害の調査に入りましたが、東電は重要なデータを出すことを拒否しました。

IAEAの調査団が、できるだけ早く、東電が状況を変える前に、現地に入っていただくことを要請するものです。政府は、東電を公平にチェックしてきていません。安全性を確認し、人々を放射能から守ることは、十分ではありません。正確なデータを把握するためには、できるだけ早く、先遣調査団を送ってくださることが重要です。


2007年7月23日

防衛大臣
小池 百合子 殿

辺野古における環境現況調査における暴力行為に抗議する申し入れ

社会民主党全国連合
党首 福島 みずほ

 現在、多くの市民や社会民主党の抗議にも関わらず、沖縄県の辺野古において、環境現況事前調査が行われている。社民党は、このようなアセス法違反の事前調査をとりやめるよう、求めてきた。

 現在、この国の暴挙に対して、非暴力で抗議し、調査を阻止するため、沖縄県民のみならず、全国から、人々が辺野古に集まっている。

 ところが、7月21日(土)12時過ぎ、いであ株式会社の作業員が、調査作業を止める行動をしていた平良夏芽さんの空気ボンベのバルブを閉めるという行為にいたった。海中にあって、空気ボンベのバルブを閉めれば、人命に危険が及ぶことは明らかであり、人命を軽視した暴力行為に対して、社民党は厳しく抗議する。

 現地の辺野古では、那覇防衛施設局が責任者を置かず、業者の暴力行為は放置されている。このような政府の無責任な管理体制に、大きな問題があることについても、強く抗議する。

 社民党は、このような暴力行為について被害者への謝罪を求めると共に、暴力行為をも引き起こしている、本環境現況事前調査を直ちに取りやめることを強く求める。

以上

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