第169国会スタート!「自民党利権死守内閣」を変えたい
2008 / 01 / 18 ( Fri ) 第169国会が今日から始まる。
連合の集会や憲法審査会を始動させない集会に参加する。 福田総理の施政方針演説、高村外務大臣、額賀財務大臣、大田内閣府特命担当大臣の演説を本会議場で聞く。 福田総理大臣の演説は正直、熱がない。国民の暮らしを何とかしなければという熱い思いを感じることができない。 福田総理の演説は、国民の痛みや悲鳴の原因を直視せず、具体的な処方箋がある訳ではない。 「低炭素社会への転換」という項目を演説したが、技術力や個人の努力に逃げ込んでいる。 EUは、自然エネルギーの目標達成値をかかげ、そのための具体的な法制度を作っている。 中国にしても、他の国にしてもしかり。 日本は自然エネルギーは1%と少ししかない。政府が具体的に何をするかという言及がない。あんこのないどらやきか饅頭のような感じ。 それは政治の責任を放棄している演説だからではないか。 道路特定財源にしても、10年間に延ばした暫定税率にしても、自民党の利権に全く切り込まない。 格差と貧困の拡大の原因の一つである労働者派遣法の抜本改正などもちろん言わない。 経済界に切り込むようなことは一切言わないのである。 福田総理の演説を聞いているうちに、「自民党利権死守内閣」という言葉が浮かんできた。 確かに、自民党の利権に一切切り込んでいないのである。 今国会は「ガソリン国会」ともなるだろう。 それは、別の言い方では、「自民党利権死守国会」でもある。 福田総理は、かつて自分の内閣のことを「背水の陣内閣」と言った。 演説を聞いていると、「自民党利権死守」の「背水の陣内閣」に思えてきた。 そして、次のような言及も大問題である。 自衛隊派兵恒久法について、次のように述べた。 「迅速かつ効果的に国際平和協力活動を実施していくため、いわゆる『一般法』の検討を進めます」。 また、憲法改悪案作りについて、次のように述べた。 「国の基本を定める憲法に関する議論につきましては、昨年の通常国会で関係各位のご努力により、国民投票法が成立しました。もとより国会が決めるべきことではありますが、今後は国会のしかるべき場において、国民投票法の審議過程で積み残された諸課題や、改正するとすればどのような内容かなど、すべての政党の参加の下で、幅広い合意を求めて、真摯な議論を行われることを強く期待しております」。 消費税についての言及もあった。 これらは大問題である。 太田内閣府大臣(経済財政政策)の演説も変だなと思った。 冒頭、「日本経済が乗り越えねばならない3つの大きな課題」の一つに「現在の景気回復をできるだけ長く持続させ、家計にも回復の実感を広げることです」と述べた。 しかし、金を取り上げ、負担を増加し、雇用が劣化していて、「家計にも回復の実感を広げること」と言っても政府は逆のことをやっているのだから全く説得力がない。 民間の努力を礼賛してどうする。 民間はこのような状況下でがんばっている。 政治がどうするかである。 これから代表質問や予算委員会が続く。 がんばります。 今国会は、社民党にとってはいのちを守る国会だ。 夜、とてもお世話になった先輩の弁護士である中島通子さんを偲ぶ会に出る。 |
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