楽しい対談
2008 / 02 / 29 ( Fri ) 2月29日(金)
今日は、まず、労働者派遣事業法の改正について議論。 その後、ジャーナリスト堤未果さんと対談。 堤さんの本「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命」(海鳴社刊)と「ルポ貧困大国アメリカ」(岩波新書)2冊は、特に、具体的に細かく取材をし、それぞれの本音を引き出し、全体の構造をきちんと明らかにする労作である。 ブッシュ大統領の「落ちこぼれゼロ法」によって、全国一斉学力テストをし(日本もそうだ)、そのことによって先生たちが競争させられ、追い込まれていく。また、この法律が通ってから、学校は、生徒の成績と連絡先を軍に提出している。学校のなかに、軍のリクルーターたちがくることを制限できなくなった。学校が、情報の提供を拒否すると、助成金がカットされる。 アメリカは、徴兵制を廃止しているけれど、貧しい階層にとっては、志願兵ではなく、徴兵制になっているのではないかという指摘がされている。 日本の未来図を見るようで、ぞっとする。 堤さんは、9・11の日に貿易センターで働いていた。 その後の一方的なメディアのあり方、反テロ愛国法などの法律の制定などにも疑問を持ち、アメリカという国の様々な面について取材をしている。 2大政党制ではだめではないかと言った話にも広がり、とても楽しかった。 JANJANの取材。 その後、今日は、聖路加病院へ。 日野原重明理事長と月刊社民党の対談。 日野原さんに会うのは、これで3回目。 2回目は、ばったり新幹線でお会いした。 緊張をしていたけれど、楽しい豊かな対談となった。 もともと日野原さんの本をたくさん読んでいるけれど、最近出された「いま伝えたい大切なことーいのち・時・平和」(NHK出版)は、平易な言葉で、豊かに書かれた本で特におすすめ。 「いのち」とは自分が自分で活用できる「時間」であるという言葉になるほど。 ひとりひとりが生き方を変えれば、世界が変わるといことも切々と語られている。そして、わたしは、平和への情熱にとにかく感激。 「生き方が楽しくなる15の習慣」(講談社文庫)の本の冒頭に、「今、私がモットーとしていて、75歳以上の人に呼びかけてい ることが3つあります。その一つは、愛し、愛されること。二つめは何かを創り出そうとするクリエイティブな感覚を忘れないこと。三つ目は、つらいときにもくじけずに耐えて、がんばることです。」という箇所がある。 日野原さんは、96歳だけれど、「愛し、愛されること」なんておっしゃるのは、本当にステキだ。 「私はいくつになっても愛し、愛される気持ちを大切にしたいと思っていますから、もちろん今でも何人かの人を愛しています。若い人のいう『愛』とは少し違うかもしれませんが、だれかといっしょに楽しんだり、感動したり、泣いたりする時間を大切にしたいのです。つねに愛そうとする気持ちは、私が長年続けてきた心の習慣といえるでしょう。」と続きます。 わたしが、日野原さんの本やご本人から、学ぶのは、生きるということ、いのち、平和、健康、医療など様々なことがあるけれど、一番学んでいることは、愛ということである。愛がある限り、人は老いないのだ という一番いい見本が、日野原さんである。 ![]() ![]() |
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