道路特定財源は国土交通省の黒いへそくりだ
2008 / 03 / 16 ( Sun )
3月14日(金)
 道路特定財源について調べていると、これは、国土交通省の黒いへそくりだということを痛感をする。特定財源というのは、その役所が融通むげに自由自在にじゃぶじゃぶ使えるものである。
 これを手放すかどうかという今まさに攻防戦である。

 社民党の衆議院の保坂展人さんが、まず調べて国会で質問をしてきたことに「未知普請」のことがある。
 そのことを14日の予算委員会でわたしは質問をした。
 
 道路特定財源を使って、道路ミュージカルをやってきた。
 全国で106回行いない、5億7000万円使っている。
 なんと全く同じように、治水特別会計を使い、ふるさとキャラバンの劇団を使い、、やはり全国で104回、約5億円を使い、「リバーヘッド」というミュージカルをしている。

 さらに、2003年8月に300人収容の部屋で行った3時間の集会に約6100万円かけている。
 一日、3時間、300人規模の集会をやるのに、なぜ6110万円もかかるのだ!
 しかも契約書を見ると、集会が終わった後、1018万円追加になっている。しかも年度末の3月23日!契約書一枚で、ぽいと1018万円追加になるというのは、あまりにひどい。
 この合計6100万円の契約書は、「土木設計業務等委託契約書」となっている。
 集会が、土木設計業務なの?
 お金をどんな形でも引っ張れるようにしている。
 
 この6000万円のなかみがはっきりしない。
 打ち合わせ、飲食費などが約2000万円と聞くと、あいた口がふさがらない。

 このことについて福田総理に質問をすると、「政府の事業としてやるには高いなという気がする」と答えた。

 3月10日に秋田の県北に行き、3つの病院を訪れた。
 地域の病院は、疲弊をしている。
 扇田市立病院は、産婦人科医がいなくなった。
 それで、別の市立病院にお産が集中し、医師は増えず、多忙を極めている。
 在住をしている市民を優先する必要があり、「里帰り出産はひきうけません。」と発表をせざるを得なかった。
 
 3つの病院で、院長先生をはじめみんなと話をしていると、改めて、医療の崩壊を現場が必死で支えていることを痛感をする。
 市立総合病院の院長先生は、「病院の2億円の赤字で苦しんでいる。」と語ってくれた。
 
 市立扇田病院も療養病床を削減すべしという医療制度改正法に困っていた。
 
 2億円で、市立総合病院が苦しんでいて、他方、道路特定財源は、3時間の集会に6110万円もかけているのだ。
 税金の使い道として絶対におかしい。
 変えるべきだ。

 道路特定財源に話を戻すと、2002年6月29日午後3時、札幌のホテルで、「みち普請戦略会議」で、谷口博昭道路局企画課長(その後、道路局長になり、現在国土交通省の技官)は、次のように述べている。
 「『みち普請』で、草の根的に公共事業は本当に必要なものだという認識を津々浦々に浸透させて、誤った世論調査、アンケート調査がでないようにしていく。」と。

 結局、国土交通省は、道路特定財源を守るために、道路特定財源を使って、キャンペーンを張って、自作自演、プロデュースをしていたのである。
 何のために?
 自由自在に、国土交通省専用の財布として、道路特定財源を使い続けるためである。

 社民党は、地域の道路の重要性は、認識している。
 しかし、コストの削減はしなければならないし、途方もない無駄使いはなくさなければならないし、透明性を高めなければならない。

 特別会計は、その役所が独占して、既得権益として使うもので、しかも使い道を縛るものである。

 2億円の赤字で苦しんでいる地域の公立病院のことを思うとやはり道路にだけお金を使うことに縛るのは、間違っている。地域が、選べるようにすべきなのだ。

 特定財源の使い途について、これから参議院の予算委員会で追及をしていく。
 
 
  
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