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福島みずほのどきどき日記

教育費について

3月30日(日)
 岡山のホームで、人を突き落とした18歳の事件は、本当にショックだった。
 土浦の事件といいこの18歳の岡山の事件といい、あまりに短絡的で、全くひどい事件である。
 殺された人はどうなると本当に思う。

 ショックだったのは、それだけではない。
 報道をされているところによると、その18歳の事件は、彼が、大学進学を断念をしたことによるのではないかとされている。
 進学を希望をしていたけれど、家の経済的な事情で進学を断念したと報道をされている。

 進学をしない人もまた、家の経済的な事情で進学しない人もいっぱいいる。
 同じような境遇の人はいっぱいいる。なのに、なぜ殺人を犯すのだと、その短絡的な人のいのちを全く配慮しないことに、どうしてこんな考え方ができるのだと思う。

 人と議論をしていて、ヨーロッパだったら、デンマークだったら、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドだったら、こんな事件が起きるだろうかという話になった。
 ヨーロッパの多くの国は、大学の授業料が、無料である。
 デンマークは、授業料が、無料ということだけではなく、デンマーク国籍であったなら、月生活費を5万円ほどもらえる。5万円では足りないと言われているが、生活費までくれるなんて驚きである。

 わたしが、大学生のとき、国立大学の授業料は、確か、1万8000円だった。それを倍の3万6000円にするということで、ストライキになった。金額は間違っているかもしれない。
 大学で、みんなで様々に議論をした。
 そのときに、印象的だったのは、「今の授業料であれば、何とか自分で自活できるけれど、授業料が上がれば、自活できない。」という意見だった。
 当時は、今もそうだけど、東大の親の年収は、高いと言われていた。

 当時は、大学のなかに、駒場寮があった。
 寮の食堂で、ごはんを食べたことがあったけれど、生協の半分くらいの値段だった。雀がこぼれたごはんをぴゅーと食べに来たり、牧歌的だった。寮費はとてつもなく安かったはずだ。

 まわりには、裕福なうちの子もいたけれど、自活していた人もいた。
 地方都市出身で、お金がなくても、自分の力で、大学はでることもまだまだ可能だつた。

 その後、授業料は、どんどん上がり続け、私立大学との均衡と言われ、今、授業料は54万円である。これに、入学金を払わなければならない。
  
 今日、26歳の知り合いと話をしていて、岡山の事件の話と教育費の話になった。
 彼が言う。「友人で、母子家庭のうちの子がいる。早稲田に受かって、『行くんだろ。』と言ったら、行かないと言う。今、奨学金もあるし、進学ローンもあるのだから、絶対行ったほうがいいと進めたんだけど、やっぱりだめだと言う。入学金が払えない。今、私立の入学金の多くは、3桁になっているから、払えないんですよ。」と言う。

 問題は、家の経済的な事情で進学を断念をしなければならないということである。
 
 親の財布の大きさが、子どもの未来を決めている。

 世の中は、豊かになっている面もあるけれど、このような点はとてつもなく生きがたくなっている。

 大学の授業料の無料化はできないか。

 そして、産声の聞こえる街づくりプロジェクトチームで、全国をまわっていると、検診と出産費用は、無料化にすべきだと強く思う。

 


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