「アシモフの雑学コレクション」
2008 / 05 / 13 ( Tue )
5月13日(火)
 星新一さん編訳の「アシモフの雑学コレクション」は、びっくりするくらい面白い本である。
 わたしは、星新一さんのショート・ショートも筒井康隆さんの抱腹絶倒小説も大好きであった。
 その星新一さんが、編・訳をしている。

 ところで、次の文を見ていただきたい。
 「世も末だ。未来は明るくない。賄賂や不正の横行は、目にあまる」
 「子供は、暴君と同じだ。部屋に年長者が入ってきても、起立もしない。親にはふてくされ、客の前でもさわぎ、食事のマナーを知らず、足を組み、師にさからう」
 「最近の若者は、なんだ。目上の者を尊敬をせず、親に反抗。法律は無視。妄想にふけって、街であばれる。道徳心のかけらもない。このままだと、どうなる」

 これを読んで、そうなんだよね、最近の若者は、行儀が悪いし、とんでもないと納得された方もいるだろう。
 しかし、これは、次の人たちの言葉である。
 順に、紀元前2800年ごろの、古代アッシリアの粘土板にある文。
 それから、2000年後の、ソクラテスの言。
 それから、最後が、プラトンの自分の弟子について。

 びっくりする。
 なんか今の大人の感想みたいで、笑えてくる。
 
 犯罪が増えた、増えたと言われているけれど、殺人事件が一番多かったのは、1954年、昭和29年であり、3000件を超えている。
 今は、殺人事件件数は、最低であり、3分の1であり、約1000件である。
 なぜ減ったか。
 諸外国に比べて、日本の若者の殺人件数が、とっても減ってしまったからである。

 最近の若い者はわからない、礼儀やしつけがなっていないと言いたくなるあなた、昔のこれらの言葉は、すごくおかしいでしょ。
 まるで、今の言葉みたい。
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