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福島みずほのどきどき日記

自衛隊員の自殺について勝訴判決

8月25日(月)
 今日、福岡高等裁判所は、護衛艦「さわぎり」の海上自衛隊員の自殺について、直属の上官が3曹を侮辱するような言動を自殺前の約2ヶ月にわたって繰り返し事実を認定をした。そして、上官たちの言動は違法で、自殺との因果関係があると述べた。

 自衛官の自殺について争った裁判で、国の責任を初めて認めた判決で、その意味で画期的である。

 わたしはとても嬉しい。この自殺の後、国会で、質問をし、質問趣意書を何度も提出してきた(2000年5月30日、2000年7月5日など)。
 このご両親とは、すっかり仲良くなり、裁判も支援してきた。
 電話で母親と話をしたが、この判決が、今,自衛隊にいる人たちに役立つようにと本当に思う。
 自衛隊のなかのいじめをはじめとした人権侵害をなくし、自殺をする人が亡くなることを心から願う。
 多くの自衛官の人たちを救う判決となるだろう。

 この自殺をした自衛官は、宮崎県出身の人である。
 遺族側は、控訴審で、上司からいじめを受け、希少な焼酎などを催促されていたと主張したが、この希少な焼酎とは、百年の孤独のことである。

 この自衛官が亡くなった後、母親が知り合いであった宮崎の社民党の代表の鳥飼さんに相談をし、わたしのところに相談がきたのである。
 話を聞いて本当に驚いた。
 このさわぎりのなかで、明らかに問題があり、人格を否定するような言動が、上司からなされていて、あまりにひどいと思ったからである。

 早速、2000年3月10日に参議院の予算委員会で質問をした。
 
  「自衛隊佐世保管内にあります自衛隊の『さわぎり』という船、護衛艦があります。そこでこの2年間の間に、行方不明者が一人、自殺者が一人、自殺未遂が一人、そしてまた最近、船から飛びおりてずっと泳いで別の護衛艦に保護されたというそんな事件が起きております。・・・・・・」
 また、2000年5月29日には、参議院の本会議で、このさわぎりのことを聞いている。
 
 かなり長く聞いて、調査自体に問題があったのではないか、調査のやり直しが明らかに必要ではないか、また、自衛隊内の人権意識確立のためにも、人権啓発教育の制度化と部外者による自衛隊オンブドのようなチェックシステムの設置が必要だと考えますが、いかがかということなどを聞いている。

 今回の判決を受けて改めて再発防止などについて取り組んでいく。

 社民党がこんな活動を積極的にやっていることをぜひ知って欲しい。

今日、自殺の問題に取り組むライフリンクの清水さんと社民党の週刊紙社会新報で対談。
 自殺の原因と国、自治体で何をやるべきかという話を聞く。
 今日の福岡高裁の判決とも関係をしている。
 毎年、3万人以上の人が自殺をしていることをとにかく止めるべくネットワークを組み、がんばっていく。   

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